どうも、こんにちは。

 

散々足を引っ張り続けているキリスト教なんですけど、旧約聖書すらもユダヤ人のアイデンティティーの確立というかインチキ自己肯定のために作られたものであるならば、当然新約聖書に書かれているイエスが起こした奇跡の数々も疑っています。

変な話、神格化させるために大きく盛っているのではないかということです。

また、そもそも、イエスが存在していたのかということも疑わしいです。

 

実はイエスが誕生する580年程前に、奇跡を起こしたとされ崇められている人物がギリシャにいました。あの三平方の定理で有名な天才数学者ピタゴラスです。

 

 

後にプラトンやコペルニクス、ケプラーといった哲学者や天文学者など様々な分野に影響を与えます。

ピタゴラスは、青年期に学問のため、古代オリエントの地を旅しました。エジプトでは、幾何学と宗教の密議を学び、フェニキアでは算術と比率、カルデア人から天文学を学んだようです。やがて、イタリア半島の南部、クロトーンにピタゴラス教団と呼ばれる組織を創設します。

 

ピタゴラスは、「万物の根源は数である」と考え、彼とその教団は、数学的な原理を基礎に宇宙の原理を確立することを目指しました。

数々の現代に残る数学の定理を発見したのはもちろん、ピタゴラスは一弦琴を用いて、音程の法則を発見しています。音階を数字で表すことを可能にしました。

あの「ドレミファソラシド」の音階の発明者はピタゴラスです。

 

 

ピタゴラス教団というのは、学問の集団であったほかに宗教的な集団でもありました。ピタゴラスの起こした奇跡の数々が神秘的であると神格化され、教祖のような地位に祭り上げられたのです。

 

 

どのような奇跡を起こしたとされているのか。それは次のようなことでした。

 

・予言
港で大衆が帰ってきた船を迎えているとき、船員が船の上で大量死していると予言し、それが事実であった。

・瞬間移動
メガレ・ヘラスとメタポンティオンという2つの場所で同時に目撃されていた。

・神様と挨拶
川沿いを下っていたピタゴラスに対して「ご機嫌よう!ピタゴラスさん」という声がかけられた。

・太ももが金でできていた
ピタゴラスの太ももが金でできていたのを目撃された。

 

しかし、これらのことはピタゴラスが学んできた知識の数々を応用すればできてしまう、言わば科学で実現できたことではないかと言われています。

「しくじり先生」という番組で紹介されていたようです。

 

・予言
陸から見える範囲に近づいた船から顔を出した船員に伝染病の症状が出ていて、死んでもおかしくないと判断した。

・瞬間移動
数学は建築の基礎でもあり、ピタゴラスは建築学にも精通していた。隠し通路や裏出口を利用して人目につかず出入りすることが可能だった。

・神様と挨拶
音の反響を大きくする立地条件を知っていて、山彦を利用した。その山彦が神の声だと説いた。

・太ももが金でできていた

実は金箔を貼っていた。金箔は旅をしたエジプトで入手可能であった。

 

このように、科学のトリックを使って奇跡であるかのように見せていた、科学を知らない人たちが奇跡だと思い込み、皆彼のファンになって弟子入りしピタゴラス教団なる組織ができたのではないかと考えられないでしょうか。

それでピタゴラスも天狗になってしまったのではないかと…。

 

実は、ピタゴラスのことをネットで調べている時に顔が痛くなりまして邪気を感じていました。それで、疑問に感じ、さらに調べていたのですが、驚くべき事実が隠されていました。

ピタゴラスとその教団のスローガンでもある「万物の根源は数である」ですが、どうやらピタゴラスは数に憑りつかれ暴走してしまったようでもありました。

 

ピタゴラスは数の持つ神秘的な美しさに取り憑かれ、全ての数には思想的意味が潜んでいるとし、「1は理性、2は女、3は男」を表すと考えました。

 

この時点でヤバいと判断しました。数字に意味をつけるってもしや…。

なんと数秘術のルーツがピタゴラスにあったのです。

余計なことを…。学問の範囲だけに留めておけばよかったのに。

数秘術はピタゴラスのインチキ自己肯定によって生み出されたものだということを理解すれば、邪気に結び付くのも自然の流れです。

 

イエスが誕生する遥か昔にこのようなことが起きているので、イエスもトリックを使って奇跡に見せていたのではないかと思えてならないのですが。

 

 

嘘に嘘を重ねて神格化され、それが今日のキリスト教の信仰にまで影響しているのだとしたら…?考えただけでも恐ろしくなりました。