どうも。

 

今日から29日まで兄夫婦と甥っ子2人が帰省しています。

一応、できることできないことを予め伝えた上で遊びに付き合っているのですが、私の要領の具合でブログを書く時間が結構押してしまいました。

読書して新たに知識を詰め込む時間も必要なので、そういった条件も重なってといった感じです。

 

さて、晩ご飯。今日はお寿司。

行きつけの寿司屋でテイクアウトしたお寿司に母が作ったサラダを食べる。

弟夫婦も来ている。

ご飯を食べた後、少し休憩していると応接間で父が孫2人と遊んでいるよう。

 

まだ、父がまだ万全な体調ではない(結局またおしっこが出なくなって尿道に管を通すことになりました)ことをわかっている母と弟は、ちょうど手が空いている私に、言いました。

 

「お父さん一人で二人の面倒を見るのは大変だから手伝ってくれる?」と。

 

父に直接頼まれたわけではない。

というか声を聞く限り、父は孫相手に楽しんでいるみたいなんだけど、私が手を貸す必要はあるのか??

 

と首をかしげながら応接間に入り、甥っ子と遊び始める私。

 

しかし…。

 

「おいおい、構っちゃダメだ、興奮する。」と言われ、直ぐにお役御免となりました。

 

やっぱり父はヘルプを出しているわけではなかったんです。

父は本当に助けが必要なら必ず呼ぶから。「おーい誰か手伝ってくれないか?」とか言うんです。

 

で、父には父なりに思い描いた遊び相手をしたかったのです。

母と弟の判断は気配りのつもりが父にとっては余計なお節介だったということです。

そこで、父は父で楽しんでるから邪魔になっちゃうな止めておこう、全部任せようと判断して立ち去ったのでした。

 

戻ると、母と弟が「なんで戻ってきたの?」と言ってきたので、

「お役御免になっちゃったんで。何かお父さん一人で面倒見たいみたいで、必要ないってさ。私じゃお父さんの理想通りの面倒が見れないし、かえって邪魔になるからやめた。」と言ったのです。

 

怒られるかと思いましたが、「ならしょうがないね」で済みました。

 

女性は気配りできなければいけないという固定観念が未だ根強く残っています。

私は、はっきり言って気は利く方ではないし気が利かないと元職場でも家でも怒られることはありました。

しかし、気を利かせるって必ずしも相手が求めているとは限らないんですよね。相手によって基準は大きく異なります。

良かれと思ってやったことも相手にとってはすごく迷惑になることもあるんですよ。

それに、相手が自主的に行動する機会を奪ってしまう。

これも情を入れるきっかけや価値観を押し付けることにも繋がってしまうので、無理なことは無理なんだなとキッパリあきらめてゴリ押ししないことが必要だなと改めて考えさせられました。

 

どのような時でも相手の理想通りに動くことなど不可能です。

文句やお説教は簡単ですが、それを言う本人はできるのかと言えば案外できていないものです。

相手の期待に応えるのは100%不可能だという現実を受け入れた上で干渉しすぎない関係を築く、そうすれば風通しが良くなってお互いのためになるのではないかと思います。