こんにちは。

 

毎度毎度、私は口を酸っぱくして

 

「自己肯定感は捨ててください」

 

と言っています。

 

自己肯定感と自己受容、表現はとても似ていますが全く異質のものです。

異質のものと言っても方向性が正反対なのです。

この自己肯定感も邪気発生源に載せていますが、

何故自己肯定感にこだわると邪気まみれになってしまうのか、

その理由を説明したいと思います。

 

 

それは、

 

自己肯定感にこだわる限り、一生自己受容できないどころか

かえってインナーチャイルドを傷つけ続けることになるからです。

 

自己受容は現状の自分の良い面も悪い面も受け入れます。

つまり、丸裸の自分を受け入れているのです。

反対に自己肯定感を上げようと思っている人は、現状の自分を受け入れることはせず、

自分自身を否定し外側の別の何かで誤魔化すのです。

図で表してみるとこんな感じです。

 

 

両者が全くの正反対であることは一目瞭然だと思います。

自己肯定感に走る人は自分を受け入れることが怖くて怖くて仕方ないのです。

どうやら自分を認めたら負けだと思い込んでいるようです。

 

また、ありのままの自分をさらけ出すのも当然怖いので鉄壁の守りを固めるのです。

その道具が、ブランド物だったり、パートナーのスペックだったり社会的地位だったり

するのです。

 

これらのステータスは、弱い自分を守ってくれる強力な盾のように見えます。

しかしながら、これらは手に入れた瞬間は一時の快楽を得られますが、直ぐに

物足りなくなってしまいます。また、周りの人の反応がいまいちだったりすると

大ダメージを受けます。

そしてまた別の何かに依存し続けます。

これがあれば幸せだと思い、また別の何かを探す……

強靭な盾を手に入れた!だけど装備する本人は弱い自分のまま…。

思い通りになってほしい!!!思い通りに動かしたい!!!

どんどんどんどんプライドも執着心も強くなっていく。

もうキリがありません。

 

インチキ自己肯定感に走る人が邪気まみれになる理由はこういうことです。

永久に満たされない欠乏感の中を彷徨い続けるので、お金もどんどん無くなっていきます。

この負の連鎖を断ち切る方法はただ一つ、

自己受容 しかないのです。

 

どうか自分を受け入れることを恐れないでほしいのです。

自分を受け入れることは負けではありません。

再スタートなのです。