オクラホマへ 続き | オハイオ・シンシナティから

オハイオ・シンシナティから

シンシナティ郊外での日々の暮らしを綴っています。

☆ダラスで
空港内はちょうどいい温度だったので、暑すぎるということがなくよかった。

 

ダラス空港のターミナルDは国際線発着の設備が整ったらしく、入国審査の場所もかなり広くなっていたし、ブースもかなりの数だった。入国ではそんなに待たなかったが、一度そこで受け取る荷物がなかなか出てこなかった。一番心配していた荷物をカートに載せる作業も、受け取りのところにいた係員に頼んで置いてもらったので、そこはよかったが、出た後の税関では、別のところで荷物をチェックされて、そこでも時間を費やした。

 

意外だったのは、預けた荷物ではなく、機内持ち込みのかばんを調べられたことだった。開けてもお菓子ぐらいしか出てこなかったが、頂き物のひな祭りのお菓子ではX線を通した。以下、検査官(優しい、若い女性だったけど)とのやり取り。

 

検査官:この箱を開けてもいいですか?
私:いいですよ。では、私が開けます。(開けてから)有名なお菓子のお店のものなんですが、多分せんべい(クラッカー)だと思います。
検査官:X線に通していいですか? (いいですよ、といってX線に通した後)一つはクラッカーだとわかったんだけど、もう一つがよくわからないの。何かわかりますか?
私:(包みの裏を見て、生菓子の材料で寒天という文字が見えたので)、ゼリーのようなお菓子だと思います。日本では3月3日がひな祭り(女の子の日)で、友人がくれたんです。
検査官:お友達からのプレゼントなのね。

 

・・・というやり取りで、荷物検査が終了。

 

ネジャーティ曰く、棒状で持ち込まれるというコカインと似てるんだろうということだった。どの荷物が開けられるかというのは微妙なところで、機内預けにしていた荷物にも羊羹を入れてたし、食べ物もいっぱい入ってたし、それは何も言われず、意外なものを開けられる、検査官から言うと、意外なものを開けるというのに検査の意味があるんだろう。

 

国内線の再チェックインカウンター近くでは、係員がいて、どの便ですかと言われたが、多分もう出た後だと思います、と言ったら、このまま国内線のセキュリティーチェックに行って下さいと言って、カートごと荷物を受け取ってくれて、そのまま向かった。

 

ターミナルDからターミナルAへスカイリンクという無人シャトルで向かったが、もちろん飛行機は行った後で、ゲートにも誰もいないので、隣のゲートに行って、次の便の変更を頼んだ。

 

おそらくオクラホマシティの空港にいるであろうネジャーティも、うちらが乗り遅れたことはわかってると思うが、こういう時に携帯があったらなあ(次の引越先では絶対持とうっと)。

 

というわけで、次の便でオクラホマシティに飛んだ。機内から見えたオクラホマシティの夜景はきれいだった。

 

機内での乗務員のアナウンス。「この飛行機はまもなくニューオーリンズに到着します」。

 

へっ?、ニューオーリンズ?と思った瞬間、機内で妙な歓声が上がった。

 

乗務員も間違いに気づいたらしく、オクラホマシティに到着します、と言い直し。一日の乗務でいろんなところに飛ぶのだろう。近くの乗客に顔を抑えながら言い訳してるのが見えた。

 

帰宅は夜の11時ごろ。