珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
七人の侍   1954年(昭和29年)


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・

珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・


 野武士が村を襲うということを村人が聞いてしまい、長老に相談。長老は、町へ行き村を守ってもらうために侍を雇えという。報酬は飯を腹いっぱい食べさせること。名誉にも金にもならない戦のために集結した七人の侍の運命は・・・。


 黒澤明監督の最高傑作、いや日本映画の最高傑作!全世界を熱狂させた『七人の侍』。DVD2枚組、207分の長編ながら、一切飽きさせることなくラストまで一気に魅せてしまう脚本と演出。

 「こんなにも面白い映画があったのか!それも日本の映画で!!」

 これが私が初めて『七人の侍』を観たときの素直な感想でした。しかも困った事に、この『七人の侍』を観た後しばらくは、どの映画を観ても面白くないと感じてしまうようになってしまったのです。


 ユル・ブリンナーが本作を観て、あまりの面白さに東宝に許可をもらって西部劇でリメイクした『荒野の七人』 。無名時代のスティーヴ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーンの出世作となった作品ですが、やはり元祖を観てしまうと霞んでしまいます。


 いろいろ書いて『七人の侍』の面白さを伝えたいのですが、「百聞は一見にしかず」、観てもらうのが一番。観終わった後、これまでの映画観が変わるかもしれませんよ。


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
(菊千代)三船敏郎  (勘兵衛)志村 喬


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
        (勝四郎)木村 功


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
(五郎兵衛)稲葉義男


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
              (平八)千秋 実


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
              (七郎次)加東大介


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
               (久蔵)宮口精二


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・

珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・

珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・



通行人のエキストラで一瞬映る二人
珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
仲代達矢


珈琲の香りと紫烟の中で・・・・・
宇津井 健