Alway's  Smile
この映画は大好き。でも、この話しじゃなくて・・・

福島第一原子力発電所のこと。

結局は1~3号機すべてが Melt down= 炉心溶融。

3月11日の震災の日から、なにもかも日本の情報があてにならない。


海水注入の件も、海水ではなくて真水を注入しなくてはならないことも、

原子炉を石棺しなきゃならないとか、すでにMelt downしているとか、

事故の直後からロシア、アメリカ、フランスの専門家達がメディアで発表していたけれど・・・

やっぱり、外国の専門家の話は大げさではなくて本当だったのだと、

何週間もたってから思い知らされる。


1号機は津波到達の約4時間後に炉心損傷が始まり、原子炉圧力容器の破損に至る

2号機では3月14日午後8時頃、3号機では13日午前9時頃からそれぞれ炉心の損傷が

始まったと推定。

1~3号機では相当量の燃料の溶融が進み、炉心の形状・位置は大幅に変化。

いずれの場合にも核燃料全体が溶融して、崩壊している。

現在の圧力容器底部の実測温度は100~170度で、安定的に冷却されている。

注水継続により、今後大規模な放射性物質の放出はないと考えられる。


5月24日になって、実は3月11日の震災当日からMelt dowしていましたとか

言われても・・・・。

私たち国民は、特に被災地の方々は、じゃあ、今更どうすりゃーいいんだい???

なぜ、もっと早くに情報公開なり発表なりをしなかったって思うよね。


“今後大規模な放射性物質の放出はないと考えられる”ってことは、

もう既に大規模な放射性物質の放出があったってことなんじゃない???


ネットで調べてみると、Melt downした場合の避難距離は100kmという意見がある。

震災直後の日本以外の各国の自国民への避難勧告が80kmだったから、

100kmという意見はとても信憑性がある距離よね。


政府や東電が本当の事を発表しないのは、大パニックになるからとか、

何十万人もの人達を集団退去させる場所がないからだとかいう噂がありますが・・・


でも、実際に、震災当日からMelt down= 炉心溶融が始まっていたのだから、

福島第一原子力発電所から半径100km圏内の、40歳以下の住民と

40歳以上の妊婦全員に、安定ヨウ素剤を配布して欲しかったと思います。