アメリカのKohler社は、最新式トイレNumiを「最も進化したトイレ」と呼んでいる。
まずは、バスルームに入ったとき、手を振ると、トイレのふたが開いてシートも上がってくる。
シートに腰をかけると、好みの温度になっている。
床の高さにあるベントからは温風が吹き、足を暖めてくれる。
照明パネルもあって部屋をソフトに明るくしてくれるので、タブレットのスクリーンも反射せずに
よく見える。さらに、スピーカーが内蔵されており、FMラジオと入力ジャックがあるので、
好みの音楽を聞くことができる。
すべてが終わると、洗浄器が活動を始める。パルス的な水流でも振動的な水流でも、
あるいはそのコンビネーションでも、お好みの水流で、下部をさわやかにしてくれる。
次には温風乾燥。その間、不快な匂いについては炭フィルターが吸い取ってくれる。
Numiにはタッチスクリーン式のリモコンが付いており、ドッキングステーションに、
マグネットで設置できる。もしこのリモコンを間違えてトイレに流してしまったとしても、
本体でも基本機能を操作できるようになっている。
以上の設定はすべて、家族メンバーそれぞれに合わせることができる。
さて、この驚くべきトイレはいくらするのだろう。
なんと!!!6,400ドルだ。(日本円で約540,000円位???)
6,400ドルもの金額でたったこれだけなのー???
やけに高額な金額設定じゃない?
スワロフスキーとかの装飾がされてて、キラキラしてるとかじゃないんだね~。
Numiは、日本中至るところにある、一般的なウォシュレット付トイレだよね。
(日本の場合はFMラジオではなくて、音姫だけど。)
TOTOやINAXが新聞広告には工事費込みで¥98,000~なんてのを見かけたけれど。
まあ、アメリカの会社が作ったって事は画期的かな。
なぜ、TOTOやINAXではないのだろう???
しかし・・・Kohler社とはね。
Kohler社は日本でも、外国人向け高級賃貸マンションや住宅でよく使用されています。
日本では主に、キッチンか洗面所のシンクや、水栓が使用される事が多いですが、
アメリカではバスタブやシャワーコックやトイレ、その他水周りのアクセサリー等、
様々な製品を取り扱っています。
日本の実用第一主義とは違うので、デザインや曲線や色などが日本の製品とは違い、
とても美しかったりするのです。
しかし・・・たいていは、残念なことに、根元に支障が起こる事が多い。
水栓の根元がグラついてくるとか、水漏れとかね。
(cinamonは、仕事で何度も何度もお客様から修理依頼のお電話貰ったり、
業者の手配とかをしたのが懐かしいよー。)
ちなみに、最新式の日本のインテリジェンストイレは、
「尿糖値」「血圧」「体脂肪」「体重」「尿温度(深部体温)」「BMI値)」を測定できる。
「体の中心の体温を表す「尿温度(深部体温)」は、
女性特有のホルモンバランスを知ることができるため、
女性の月経の時期や排卵日の予測に役立ち、
体重と身長から算出した人の肥満度を表す「BMI値」測定は、
肥満やメタボリックシンドロームの予防、健康管理の目安となる。
測定データはトイレ内とパソコンで把握することが可能となっており、
トイレ内での「表示パネル」で日々の測定データ確認したり、2週間・6週間サイクルのデータや、
女性の次回月経予定を表示することができる。
長期間にわたる健康状態を把握するパソコンソフト「健康かんりくん」を使って、
トイレで測定したデータをパソコンに自動送信し、日々の変化を週・月・年単位で
グラフ化することもできる。
販売価格はサイズによって、35万円~53万円、35万円~61万円の2つの価格帯に分かれる。
日本のトイレの性能って凄いね~!!! 素晴しすぎ~!!!
日本人がトイレに賭ける情熱は、間違いなく世界1だね。