焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」(運営会社フーズ・フォーラス、勘坂康弘社長)で

発生した集団食中毒で、富山県は4日、砺波店で食事後、溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症して

入院していた県内の40代女性が同日、死亡したと発表した。

同チェーンの食中毒での死者は3人目で、成人では初めて。


福井市砺波店と福井渕店でユッケなどを食べた男児2人が死亡し、

他の店舗の客も含め、20人以上がHUSなどを発症。

多くの患者から腸管出血性大腸菌Oー111やOー157が検出されている。


富山、福井両県警は同日、合同捜査本部を設置、業務上過失致死傷事件として捜査している。


4日に死亡した女性は4月23日、砺波店で家族数人とユッケなどを食べた後、

27日に血便などの症状が出たため入院。HUSを発症し、

30日から意識不明になっていた。一緒に飲食した家族にも、

下痢や腹痛などの食中毒症状を訴え入院している人がいるという。


ユッケ用の牛肉を東京都板橋区の卸売業者から仕入れており、

富山県は流通段階から汚染されていた可能性が高いとみている。



勘坂康弘は、株式会社フーズフォーラス代表取締役社長。

1968年8月18日生まれ。まだ42歳か。(まだ若いんだね~)

学生時代にディスコで黒服のアルバイト。大学卒業後は2年間、商社で働く。

地元の工場で派遣として2年半ほど働いて約1,000万円貯める。

当時の手取りで32~33万円。その内30万円を貯蓄に回していたとのこと。(たいしたもんだね。)


『 すべてのお客様に 「 愛 」 を、店舗スタッフへ 「 感動 」 を、「 愛と感動 」 の

レストランチェーン 』 『 日本一の伝説となるレストランチェーンを実現 』 を理念としている。


社名のフーズ・フォーラスを英文にすると ” Foods For us ”

つまり私たちのためという意味です。


「何故この会社をつくったのかというと、それは自分の人生の目的を達成するためです。

それは何かといいますと”一度しかない人生なんだから幸せに生きて行きたい”

これこそが私の人生のミッションなんです。

自分自身が幸せになるために会社を興して、

輝かしい、素敵な人生を仕事というものを通して具現化したいと思ったわけです。」



「 商品力で日本一!!」 「 接客サービス力で日本一!!」 「 店長の平均年収で日本一!!」 という

3つのミッションを課しているらしい。

2014年度までに東証マザーズに上場して、2017年度までに東証一部に上場、

2020年度までには300店舗出店が目標。


事件が起こるまでは、成功した経営者だったんですね~。

全然、人間性に好感も魅力も感じないけれど、

こんな時代に起業して、年商18億円もの企業にして、

夢も野心も大きくて、凄いなーと思うよ。


しかし、記者会見のあの態度は良くないよ。

どう見ても、逆ギレ。正当化、開き直り。自分こそが被害者だって言わんばかり。

日本中の消費者を敵に回したと思うよ。

納品業者のお肉屋さんが原因であると思っているから、

提供した自分には何も非がないと思っているのでしょう。

だから謝罪が全然謝罪になっていない。

あれは、会社のトップとしての話し方、態度ではないと思う。


今後、どんな展開になっていくのかな・・・???


納品業者の名前も情報も出てこないのは、なぜ???