私はあなたの病状よりお金のことばかり考えているけれど、元々あなたが私に黙っていた借金だよね?と
上から目線になったり
病院へ行って目を覚さない夫をみて
ごめんね…と泣けそうになったり
私の気持ちはいろいろな方向に動き
心がすり減っていくのを感じた
少しばかり情緒不安定なのだろうか
そう思いボーッとしていても
ふと顔を上げる
入院費の請求もくるだろう
住宅ローンも決まった日に引き落としがくる
すべての引き落としに対して
お金を用意しないといけない
少額借金の返済もしなくては
心が塞ぎ込んでいる時はなにもできない
だから少し顔を上げられた時は
一気にいろいろと片付けなければ
また心が折れる時間がやってくる
その前に一気に片付けないと
まずは医療保険
入院費の請求はまだ先だけれど内容を確認しなければ
共済に連絡をして内容を確認し
申請書をお願いする
共済は息子の怪我入院などでお世話になったけれど
本当に仕事が早く、面倒な手続きがない
共済の医療保険は1日7千円×入院日数
最大180日分受け取れる
保険は掛け金ばかり気にして
ろくに保障内容を見ていなかったけれど
夫の不安定な収入の中
保険を削らなくて良かったと思った
会社から限度額証が届いた
区分がありこれによって限度額が決まる
夫の会社に連絡をして
しばらく有給休暇を使えないか話をし
その時に傷病手当の話を聞いた
急いで用紙を送ってくれるとのことで
締め切りや、手順について
夫の会社の方は丁寧に教えてくれた
締め日に間に合いそうになく実際に入金されるのは
3ヶ月後になりそうだった
有休消化の給料と、共済の保険金で
なんとかしばらくは繋げそうだ
その頃、夫はまだ容態が安定していなかったので
コロナ禍の中、面会が認められていた
家族ひとりずつ、15分
限度額認定証を提出するために
病院へ行き、夫に面会する
夫に声をかけると、返事をしてくれそうな気がする
目を開けそうになるのだ
私のこと、家族のことわかるのかな
ついこの間まで
普通に会話して、生活していたのに
もう、この人と話をすることは
一生ないのかも
そう思うとどうしても泣けてくる