葬儀社見積もり | 夫が借金残して倒れた日から

夫が借金残して倒れた日から

2021年2月、夫は借金を残したまま倒れ、寝たきりとなってしまいました。その後高度障害認定により借金完済。そして2022年6月永眠。いろいろな思いや、生活のこと、お金のこと。忘備録を綴ります


準備が整ったとのことで
私たち家族は病院の霊安室に通されました

夫は白い光沢のある布に包まれ、白いリボンみたいなものを顎から頭につけられていました

顔を洗うときに髪が落ちてこないようにするための
ゴムが入ったヘアターバンみたいなものです

さっきまで現生の人間だった夫は
すっかり「ご遺体」になっていました。

病院提携の葬儀社へ夫は一旦運ばれていきました

「明日と言っても今日ですが
11時ころに連絡をしますので葬儀社を我が社にするか
他社にするか決めてください。その時に見積もりをお出しします」

とりあえず、事前に目星をつけていた地元の葬儀社に娘が連絡をとりました。
私の母の時にお世話になった葬儀社です。

真夜中にも関わらず
滑らかな対応でした

内容は近親者だけの家族葬
通夜と告別式の2日葬

翌日、相見積もりをとった結果
病院提携A社 53万+お花とお食事、お布施別
地元B社 37万+お花とお食事、お布施別

迷う事なくB社にしました
病院からの搬送もB社にお任せすれば3万円はかかりませんでしたが、そこはもう、よしとしました。

14時にB社がウチに来て
詳細打ち合わせとなりました。

夫が亡くなって12時間後
ほとんど寝ていません

打ち合わせの前に確認してほしいと言われたことがありました。

菩提寺があるなら
そこのご住職に確認をしてほしい。
黙ってこちらが手配した住職にお経を頼むと
納骨を断られる場合がある

驚きました。。
お寺が納骨を断るって。。

夫の実家には菩提寺がありました。

私には菩提寺がないため
両親の供養は毎回霊園で手配してくれるご住職にお願いをしていました。

今まで菩提寺のことは亡くなった義父と夫に任せていたので
私には、檀家と菩提寺の付き合い方の知識や常識がまるで抜けていました。
というか全く知りませんでした。

娘が義母に確認したところ
菩提寺で頼むと高いから葬儀社手配のほうが安いと。
管理費を払ってるのだから納骨させないなんてことはないと。

葬儀社からはたぶん菩提寺にお経を頼むとお布施が30〜60万くらいかかると聞き、また驚きました
さらに戒名代も何十万もとられる

そんなの無理でした

葬儀社でお経を頼むと12万
戒名代が2万から

無知な私は菩提寺に電話をして
夫が亡くなったこと、お経は葬儀社の手配でお願いすることを伝えました。

住職は一瞬無言になり
墓に入れるだけというのはできないとおっしゃいました。

私の申し出は菩提寺と檀家の常識を大きく外れたことだったのでしょう

戒名だけはこちらでつけさせてもらわないと
という事でした。

戒名代の金額が頭をよぎりましたが
夫が納骨されないのは困ります

戒名は菩提寺のご住職がつけるということで
葬儀は俗名で行うことになりました

葬儀社の方に伝えたところ
私の無知ぶりに驚き、菩提寺の譲歩に驚いていました

私は急に自分のことが恥ずかしくなり
菩提寺にとんでもない事を伝えたことに身体が震えました。

葬儀社の見積もりは当初聞いていた基本37万に
いろいろとプラスされていき、トータル120万を超えていました。
プラスになる部分の金額が基本料金の3倍

そして戒名やお経にそれぞれ何十万。。

ここは恥を偲んで、戒名代にはなるべくお金をかけず
無知で通すことにしました。

戒名やお布施は何十万と言いながら
実際の金額を聞くと「お気持ちで」という
だからと言って3万や5万ではダメだということなのでしょう

檀家と菩提寺の関係
ついていけません。。

今後のことを少し考えていかなければ