自分たちの会話はひどいな…
そうは思いながらも
団信でのローン免除は
視野に入れることにした
住む場所の確保として
マンションを売らなくて住むように考えてみよう
ひどい妻だと
自分を責めている余裕は…ない
夫に任せていた借金の話も
今度は私がしなくては
娘も一緒に弁護士に会う、というので
2人で弁護士に会いに行った
弁護士はマンションを売る準備のため
私が夫の成年後見人になる資料を用意してくれていた
とりあえず、弁護士と夫が話していた内容を
確認することに
驚いた
夫が返済についての話し合いを放置してたせいで
損害遅延金が増えていた
愕然とした
とてもじゃないけど返せる額じゃない
娘も絶句している
やはりマンションを売らないといけないのか…
マンションを売る手筈は夫が行い
そのあとの処理を弁護士がすることになっていたため
弁護士はマンション売却後待ち、だったのだ
夫はマンション売却に慌てていた様子はまったくなかった…
そういう、夫だった
そのあと、ゆっくり説明をうけると
これから債権者に減額交渉をするという
弁護士の交渉次第では
減額できる可能性がある
夫は細かく多方面で借りていたらしく
数万、数十万と少額を借りていたところへは、
一旦今返済ができそうで、早速交渉を頼んだ
現在、判断能力がない夫の代わりに
不動産のやりとりをするのには
私が夫の成年後見人という立場になる必要があり
その話になった
「実はマンションは一旦売らないでおこうかと思っています」
そう話したら
弁護士も出来るならそのほうがいい
と言ってくれた
いろいろ検討したけれど
弁護士が関わっている部分では
夫が高度障害になったからといって
何か入金があるような制度はなかったし
借金が無しになるようなしくみもなかった
弁護士は返済先とその返済額を細かく記してくれた
希望は全く持てなかったが
状況を把握できたということで少し気持ちが落ち着いた
家に帰ってから
夫の保険証書を確認してみると
生命保険にも高度障害がついていて
認められればそれを少しは返済に充てられそうだった
倒れたばかりで、まだどうなるかもわからない夫
けれど、もし最悪の不幸になっても
あなたが自分の借金を返せることになるよね
今はとにかく、やるしかない
これから夫にどれだけお金がかかるかわからない
娘は生活費という名目で
家にお金を多めに入れてくれることになった
結局、娘に頼ってしまった
本当にごめん
夫もイヤだろうな
落ち着くまで
期間限定だからと心に決め
娘から多めの生活費を受け取った
心を取り直して書類に手をつける
銀行口座をすべて確認する
息子の学費口座のみ無いものとして
確認する
自分の貯金の無さには本当に泣けてくるけれど
まずは少額の返済から手をつけた