クリスマスツリーを飾った。

$soraのブログ
うちの玄関。
一番上の星がまがっているような…。飾ってる時は気づかなかったのに。
サンタもちょっとリアルで怖い…。



私はサンタを昔から信じてなかった。かわいげがない。とかじゃなくて、信じていられるような家庭環境ではなかった。

一度だけ、朝起きたらおもちゃが置いてあった。その時は、嬉しくて、サンタさんだー。とはしゃいでいた。その次の年、私は靴下を枕元に置いて寝た。
次の日起きて、靴下の中に手を入れる。

まさかの一万円札。

当時、幼稚園の私にお金の価値などわかるわけもなく、そのお金を母に見せた。
「サンタさんがこれで好きなおもちゃ買えってことだよ。よかったね」まるでサンタと打ち合わせしたかのように言った。私の中でサンタへの疑いが強まった。

おもちゃ屋さんに連れて行かれ、妹と好きなおもちゃを一つづつ買った。お金は勿論、母親に渡してあるのでお釣りなど返ってこないし、返してもらおうなどという考えも思いつかなかった。おとし玉を貰った時によくある光景だった。


そのおかしなシステムが2年程続いたある日、私のサンタへの疑惑は一層強まっていった。
いつものように靴下を枕元に置いて、サンタが一万円を入れるのを待った。見てやろう。と考えた。
しかし、途中で寝てしまい、気がつくと父が酔っぱらって私と妹が寝ている部屋に鼻歌まじりで入ってきた。

鼻歌を歌いながら、枕元で父はごそごそ何かやっている。まさか…!という気持ちとやっぱりな。という複雑な気持ちで寝た振りを続けた。せめて、どうか妹が起きませんように。と無駄な心配までした。
頬にキスまでされて、父が去った後、こっそり頬をパジャマの袖で拭いた。妹は寝ていたのでそのままにしておいた。

やっぱり次の日、一万円札が入っていた。

その次の年から面倒くさくなって、枕元に靴下を置くのを止めた。
私は両親の愛情を疑ったことはない。

ただ、私の両親は、ちょっとだけ、雑で面倒くさがりなんだと思う。
そして、私はそのDNAを哀しい位受けついでいる。