「あのね…彼氏がね、できたの。」
「知ってるよ…わかるやん、そんなん…お前見てたら。」
「え、そうなん?」
「当たり前や。わかりやすいからなぁ、お前。」
「………」
「気にしないの。」
「だって…。」
「いつも俺が側に居てあげる。寂しいのは…お前のその目。」
「知ってたの?ほんとは…ね…」
「シーッ」
彼の唇が遮った。
何度かKissを交わすと彼は言った。
「お前やっぱKissヘタくそやね、予想通り。アハハハ」
そう言いながらも彼の目は笑っていなかった。
彼の綺麗な瞳に見つめられて、まるで魔法にかかったみたい…
気が付くと私は彼の腕の中にいた。
何度も優しいKissをして
何度も優しく愛し合った
朝が来るまで……
隣で寝息をたてている彼を起こさぬように、そっとベッドから抜け出すとメモを取り出した。
枕元の灰皿にそっと挟んで、彼の綺麗な寝顔を覗き込む。
唇に軽くKissをして、彼の部屋を後にした。
「友達…ね」
少し恥ずかしいような、少し嬉しいような複雑な気持ちでいっぱいだった。
… … … …
私は
今もこれからもずっと、自分に正直な生き方は変わらない。
彼から受けた影響は大きかった…かな。
大好きだった私の友達は、今も素敵なままだろうか?
~The End ~