私がおませな小学生だった頃の話。
私の実家は以前は酒屋で,しかも商店街の入口にあったので結構忙しかった。
年末の鬼忙しい期間限定で,アルバイトの大学生が何人か来ていたある年の事だった。
当時6年生だった私は,アルバイトのお兄さん達の中の一人が気になって仕方なかった。
気になり出すとホント!
気になるモンで
だけど,まっすぐに見つめるのは恥ずかしいし…
まぁ~恋ってヤツですな。
なので,屋上から屋根をつたって商店街のアーケードの隙間からよく覗いてたものだった。
我ながらヘンな小学生だったな(笑)
日に日にお兄さんへの想いは募るばかりだったが,挨拶すら恥ずかしくて出来ずにいた私…。
ある日私は,妹に相談する事にした。
彼女はアルバイトのお兄さん達と気軽に言葉を交わしていたからだった。
「姉ちゃん,あたしが呼び出してあげよか?」
彼女の唐突な提案に戸惑いながらも,勇気を出して告白する事になった。
そして当日…
仕事が終わりお兄さんが帰る時間を見計らって,妹が私を呼びに来た。
妹に付いて行くと,店の角に憧れのお兄さんが…
後編へ続く…