メサイア | 乃村八千代のうたう猫ブログ

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合唱団 LA FENICE のメサイアが無事終了いたしました。

ご来場くださった皆様、ありがとうございました!

 

この上ない幸せ、というひとときでした。

(いや、腕肉よ…)

 

メサイアは大学生の頃から歌っているので本当に思い入れがあるんですよね。

同志社女子大生だった私。

友達に誘われるがまま、メサイア研究会というマニアックなサークルに入る。我々は女子しかいないので、男声は同志社グリークラブ。毎年クリスマスイブに北山の京都コンサートホールで全同志社メサイアという演奏会を成功させるという至極目標を掲げたサークル。なんかそのメサイア研究会と同志社グリークラブとの色恋沙汰などもありつつ、一番の衝撃と今につながる刺激を得たのは、指揮者に本名徹治を向かえて…

 

ってこの話、たしか書いたな…

 

と思ったら、やっぱり書いてた↓

 

 

そう。本当、衝撃やった。

↑これは2017年のブログですが、ここから4年を経て少しは成長したであろう私は今回、英語のディクションについて勉強しなおしました。

英語って中学校高校で6年も勉強しているので使える気になってるけど、はたしてヘンデルが生きていた時代の、イギリスの英語ってどうなの?

私はイギリス英語で歌えてるの?

ということで、発音記号全引き直しからイギリス英語とアメリカ英語の発音の違いなど、自分でわかる範囲でやってみましたがこれまた…ピョロッと調べたくらいでは限界が。

 

そんなこんなで本番を向かえました。

そしたら、ゲネに三ヶ尻先生がいらっしゃるではないですか!

三ヶ尻正先生は、「ミサ曲・ラテン語・教会音楽 ハンドブック」という本で大変お世話になっている先生でして。

若い頃、この本に何度助けられたか。というか手放せないもの、まさにハンドブック。

その三ヶ尻先生が今回のメサイア、プログラムの解説も書かれていて、本番の字幕出しもしてくださっていたのです。

ということで記念に

「メサイア」ハンドブックをその場で購入しサインしてもらう。

しかもディクションの講義、ダメだしまでしてもらった。

本当にありがたい事だったなぁ。

そう!この情報が欲しかった!これで合ってるか確認したかった!という感じでごくごく吸収させてもらった。

血となり肉となるのか、どうかはこれから次第。

 

さて演奏は、というと

本当に合唱団LA FENICE 素晴らしかった。まさに不死鳥。

2度の延期にも負けず、ためていた気持ちが歌に乗っていた。

マスクをして歌っているなんてわからないほど、言葉もハーモニーも響いてきた。

あぁ、合唱いいな。と心から思った演奏でした。

メサイア、合唱も全部歌いたい!

(ちなみに↑これ実現します。12月に。)

会場の、東大阪市文化創造館はとてもキレイなところで、

まだ新しいホールだからか、舞台で歌っている感覚と客席での聞こえ方に若干誤差がある感じはするものの、天井がすんごい高くよいホールでした。

なにがよかったって、芝生がね。心地よかった。

まだ打ち上げってほどのことが出来ないから、ほんの15分ほど、その芝生に集まって、小さな缶ジュースで乾杯だけして帰りました。でもね、その時間がね、なんというか幸せだった。

夕方の日の陰りもあって、やさしい時間が流れていた。

ああ、明日もがんばれるなって思う。

 

実際には今朝死ぬ気で起きた。

 

さぁ!

11月はまたまた聖愛のバッハです。

無料LIVE配信もあります!

 

2021年11月3日(水祝) 14:30 開場 15:00 開演
日本キリスト教団 神戸聖愛教会
聖愛のバッハ vol.7
「目覚めよ、と呼ばわる声」
カンタータ第26番「いかに儚く、いかに空しいことか」
カンタータ第80番「神はわれらが砦」
カンタータ第140番「目覚めよ、と呼ばわる声」
ソプラノ: 乃村八千代
アルト: 永松圭子
テノール: 眞木喜規
バス: 津國直樹
管弦楽: アンサンブルSDG
指揮: 本山秀毅
お話: 小栗献
チケット: 3000円(全席自由)