モスクワの味 | 乃村八千代のうたう猫ブログ

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いや、それはパルナス。

久しぶりに演奏会の話をば。

 

昨日は姫路のパルナソスホールでのコンサートでした。

パルナソス朝のハーモニーと題されたシリーズで、10:30から1時間プログラムです。

 

今年の1月に神戸聖愛教会でご一緒した、メゾソプラノの益田早織さんにお誘いいただき、ご一緒してきました。

1月の演奏会の時に、まー、なんといい声なんだろ!と思った益田さん。包み込むような豊かな響きで、音楽にも説得力があります。先日の飯塚新人音楽コンクールで3位受賞された今乗りに乗りまくってるメゾソプラノさんです。

1月の演奏会終わりに、今度なんか一緒にやりたいね、と話していたところ、今回のお誘いをいただきました。

企画してる時からすんごく楽しくて、アレやコレや、案が色々出てきましたが、2人とも大好きなヘンデルを歌おう!そして二重唱しよう!!と決めました。

ヘンデルのアリオダンテというオペラの終盤に出てくる愛の二重唱から始めました。

Bramo aver mille vite 「私は沢山の命を熱望する」

なんかすごいタイトルですけど、命1,000個あっても足りないくらい好き❤︎って曲です。

そのいちゃいちゃ具合を高速3連譜で表現してあるんですが…

いやぁ、ビビるくらいの難曲でした。命というか息が何個あっても足りないってくらい。ワクワクしてたら窒息してしまうので息を細く長く使う事が必要です。冷静に歌わないと破綻しちゃう。でも高揚感が絶対的に必要。

白鳥のようにスイスイ泳ぐけど水の中ではしっかり足ばちゃばちゃさせてる的な…?

そこから始まり、聴いたことあるヘンデルの名曲、そして日本の歌を歌いました。

益田さんとの二重唱は本当楽しかった!

響きが似ているからか、ぶつかる音も解決する音も心地よい。

またピアノの中村圭介さんは友達の旦那さんで前から知ってたけど伴奏してもらうのは初めてで、これまたしっかりフォローしつつ歌ってくれるピアニストでした。伴奏てか、協奏やね。

この伴奏という言葉。よくないな、と思うんですよ。

伴奏=主奏部にあわせて他の楽器で補助的に演奏すること。

補助ちゃうねん。

協奏してもらわなあかんねん。

一緒に音楽作るんやから。

ちょっと話がずれましたが、圭介さんは一緒に音楽作ってくれる人です。だから合わせをしてる時点で楽しくて、本番終わってからも3人でまたやりたいねー!と話していました。

初めての姫路パルナソスホールはものすごい響きの良いホールでした。大きなオルガンもとても魅力的で是非またオルガンも聴いてみたいな。客席には沢山作曲家が座ってました。(笑)

他にも、マーラーやリストなど8人ほど…

 

ホールの皆さんにも守衛さんにも本当に良くしていただきました。感謝です!

 

またこのパルナソスホールで歌いたい!!