はじめます | 乃村八千代のうたう猫ブログ

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猫と音楽を愛するバイク乗りソプラノ、乃村八千代の日常

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ブログ、はじめます。

 

始めることにしました。

なんとまぁ、おこがましいことを…。

とは思いますが、

出演情報などもあげていければな、と思います。

 

あとは、目に入れても鼻に入れても痛くない、愛猫cima(チマ) のことや、旦那様の趣味から始まったバイクの話など。

でも基本的には音楽についてかな。

誰が見てるねん、とも思いますが、地味にやっていこうと思います。

 

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先週土曜日、ずーっと勉強したかった、歌いたかった

フランソワ・クープランの

「ルソンドテネブル(聖水曜日の為のルソンドテネブル)」

をメインにしたコンサートをしました。

 

とても美しい曲なんですが、歌詞にはエレミア哀歌が使われています。

エレミア哀歌とはカトリックの典礼で受難節に行われるミサで朗読されたり歌われたりする聖書の一節でまさにこの時期にピッタリな訳です。

その内容は

預言者エレミアがエルサレムの陥落を嘆き、不信仰の結果を悲しみます。とてもつらく悲しい様子がずーっと歌われるのです。

でも最後には、「エルサレムよ!主のもとに立ち返れ!」と希望をもって締めくくられます。

 

私はキリスト教徒ではありませんが、

宗教曲を歌わせていただく機会も多く、私自身宗教曲を聴き、歌うことで助けられたり、癒されたりすることがあります。

昔、そんなことをある牧師先生にお話したことがありました。

すると、先生は

 

「それはあなたが神に触れた瞬間なんですよ。」

 

とおっしゃり、妙に腑に落ちたことがあります。

 

まぁ、あまり深くは考えてませんが(笑)

ちょっとだけ心の寄りどころになっています。

 

ルソンについて書き始めたらこれまたものすごく長くなりそうなので、このくらいにして…。

フレンチバロックの歌い方、音楽の感じ方など、まだまだ勉強不足だったことは確かですが、今回の演奏会はとても良い経験になりました。

 

 

さぁ!

次は5月4日(木)のシューベルト協会の演奏会だ!

また改めてご案内させていただきます。

クープランから200年ほどワープして、今度はリヒャルト・シュトラウスを歌います♪