こんにちは、

前回は初回ということで、
非常に長い自己紹介をしてしまい、
失礼いたしましたm(_ _)m


お読みいただいた方、
お付き合いくださり
ありがとうございました!



さて、前回の続きです。


その育児セミナーでは、
この「ららばいプロジェクト」の元となる、

「お腹の中の赤ちゃんは、
26週目からもう聴こえているんですよ!

赤ちゃんが聴いていますから、
ご夫婦、笑顔で歌いましょう!」


ということを、伝えて来たのですが、


たまたまそれを見られた、
当時、助産師で大学の博士論文を作成中の先生から、
講演後に声をかけられました。


宮本雅子氏との出会いです。


先生の論文のテーマは、
「妊娠中から始める母と子の歌唱」
というもので、

まさしく
私の喋っていたこととドンピシャ!


それで、
私が先生の研究をお手伝いすることとなりました。


5年前のことです。


それから、

先生の考えられたプログラムに沿って、
研究協力をしてくださる妊婦さんを対象に
歌の効果を明確にするための講座が始まりました。


講座内容は

対象:  1講座に対し 25週〜32週の初産婦5名まで

期間:  一講座、1〜2週間ごと連続して3回受講+その後2週間の経過観察

内容:
  ①助産師による、学術的観点からの助産学講義
  ②ミニコンサート〜生演奏のリスニング
  ③呼吸法の実践
  ④歌唱指導  
  ⑤歌唱の実践

講座の前後に
唾液の採取、
心理学的指標のための妊娠期快適性尺度や
質問調査票などのアンケートを実施。


講座開始より5週間に渡り、
ご家庭でも歌うことを心がけてもらい、

毎日どれくらい歌ったか、
どんな歌を歌ったか、
歌った後、どんな気分になったか

など、細かなアンケートに回答し回収。



大まかにはこのような内容でした。


これを一つとした講座を、
約一年間の間に 6回実施し、
31名のサンプルを集めることが出来ました。


その後、
先生による論文の仕上げまでは、
ご一緒することもなかったのですが、


宮本先生は、論文の仕上げの傍ら、
日々、病院での赤ちゃん出産の助産を務め、
学生さんの実習をし、
めまぐるしい日々を送られていました。


私は私で、ますます母子保健に対する気持ちが濃くなっていき、

お互いに、経過や状況報告を頻繁にする間柄となりました。



研究者との出会いの巻、
本日はここまで。


「一日一度は笑顔で歌ってみよう!」


続きはまた!