犬の頭と黒山羊スープ@東京 | letters

letters

この海辺に残されていたのは いつも置き手紙

05.14
犬の頭と黒山羊スープ
高田馬場 CLUB PHASE

※今回の感想は、いつも以上に個人的な呟きみたいなものになってしまいました。
でも、素直な気持ちを残しておくことがこれからの自分にとって大切だと思うので、感じたことそのままを書いてます。

制作で追い詰められてたのと、当日昼から自分のバンドのライブという状況で、本気でギリギリまで行くか迷ってた。
でも犬山羊ツアーは本当に楽しくて大好きなツアーだったので、どうしても諦め切れなかった。
自分のライブが終わってから即新幹線で東京へ…年に一度あるかどうかの最終手段。。
開場時間くらいに着いて、間に合ってひと安心。
先行で取っていたチケットも行けないと思って手離してしまっていたので、当日券で入った。
会場には人がいっぱいで、本当にメンバーがギリギリ見えるくらいの後ろで見た。

9GOATS BLACK OUT

a light
憂鬱と孤独
夜想
690min
-MC-
missing
belzebuth
Lestat
-MC-
in the rain
BABEL
Who's the MAD
headache

正直、ライブを心から楽しめる状態ではなかったので、遠くから眺めてる感じだった。
途中、メンバーを呼ぶ声に聞き覚えがあって振り返ると、仕事終わりで遅れて来た姉でしたw
それから隣で一緒に見てたけど、姉妹揃ってライブ見るのは久しぶりだったのかな。

後ろで見るのも久しぶりで、こんなにたくさんの人達がナインゴーツを求めてて、会場が熱気に包まれて、バンドの存在感も音楽も、本当に成長してるんだな…と偉そうだけど、しみじみと感動してた。
いつもは気付かなかったことに気付けた。

「もう会えなくなってしまった人に、空を越えて海を越えて、もう一度会いたいという曲です。」
という言葉から、missing。
その言葉を聴いて泣きそうになった。
どんなことを表現してる曲なのか謎に包まれてるから、その言葉で少し近付けた気がした。
優しくて、癒されるような感覚があったけど、これから音源化されて歌詞もわかったら、感じ方も変わってくるのかな。

「記憶の雨に。」

りょうさんがそう呟いて始まったのは、in the rain。
それまで傍観してた感覚が醒めて、メンバーひとりひとりが放つ音に心を掴まれて揺さぶられる。
犬山羊ツアーは、楽しむことがテーマということもあって、いつもより熱い感じ、静と動でいうと動の部分に重きを置いてる感じがした。
でもこの日は、なんとなくワンマンに向けての気持ちを感じた。
終わりであり、始まりでもある。

どのあたりで話していたか確かじゃないけど、すごく印象に残ったお話があった。

「大切なものを失ったり。
過去の時間は戻ってこないから。
楽になるためではなく、辛いことも楽しもう。
こうしてここに立って伝えられることが本当に幸せだし、僕らの音楽を信じてくれる人のことを信じています。」

自分なりにまとめると、こんな内容だった。
このツアー楽しむことがテーマだったのに、最後にこういう状況になってしまったのは、私が自分のするべきことを楽して逃げてたからだなぁ…って。
やっぱりやるべきことをやらないと、楽しむことはできない。
そういう人として当たり前のことを学んだツアーでした。。
どこかで、逃げ場所にしてたのかもしれない。
でもナインゴーツのライブは、そうじゃないのかな?って。
前に進むための場所、音楽。
そっと背中を押してくれる。

メンバーが去ったあと、最後にりょうさんがステージに残った。

「六月にここで、レトロスペクトというワンマンがあります。
でも過去を思い出して浸る気はなくて。
受け入れて乗り越えて、一緒に生きていきましょう。」

りょうさんの目には、言葉には、すごく力が込められていて、ワンマンに向けた強い気持ちを感じた。
どんな三日間になるのか、本当に楽しみ。

犬神サーカス団

転換中のお客さんの入れ代わりで、真ん中辺りまで行けて、やっといつもの感じに戻って安心感が。
やっぱりライブは遠くで眺めてるだけじゃイヤ!
メンバーさん登場して、後ろであまり動けなかった分、悔いが残らないように楽しんだ。
犬山羊が最後なんだと思うと寂しかったけど、このツアーで犬神サーカス団の素敵な曲や、ライブの楽しさに触れて大好きになったので、本当にこのツアーに来れて良かったなぁと思った。
犬神のライブは、なぜかとても元気になれる。
笑顔になれる。
それが毎回不思議だったんだけど、それは、メンバーやお客さんが心から楽しんでるのが伝わってくるからなのかなと思った。
凶子さんは本当にパワフルで明るくて、同じ女として、ステージに立つ者として、カッコいいなぁって憧れる。
私もあんな風に、お客さんに楽しんでもらえるライブがしたい。
情次さんのギターも本当にカッコ良くて、ライブの度に熱くなった。
うたのギターは、色でいうと青とか寒色系の音が好きなんだけど、情次さんのギターでは真っ赤な音が良いなぁって思った。

山羊っ子に向けた曲、というような言葉から始まったのは、陽炎。
書いてるのが6月なので記憶が曖昧なんだけど、歌詞もメロも演奏も響いてきて、涙が止まらなかった。
音源も聴いたことない曲でこういう風になることはあまりないけど、犬神では路上という曲もそんな感じだった。
言葉が、想いがはっきり伝わってくる音楽。
この日のMCでDVDを大プッシュしてたので、思わず買ってしまった。
ビバ!アメリカも欲しいし、今回のツアーで聴いた曲が入ったCD集めたいなぁ。
バンドの雰囲気も好き。
のほほんとしてて、なんかあたたかくて。
仲良し感が伝わってきて和む。
このツアーで、犬神サーカス団のライブにたくさん触れられて良かった。

セッションでは、りょうさんとうたが登場!
凶子さんの指示で「りょう↑」「うーたん↑」甘い声でイントネーションも語尾上げる感じで呼び込み。
りょうさんもうたもセクシーポーズ?をしてくれた!笑
凶子さんいわく「明日からは通常営業に戻ります」と。
こういうノリがナインゴーツで見られたのも凶子さんのおかげ…メンバーはちょっと嫌そうだったけど、ファン的には嬉しかったです凶子さんありがとう!
そしてがんばって甘い台詞をたくさんくれたりょうさんありがとう!笑

義援金の話。
犬山羊ツアーで集めた分をどうするか相談して、中止になった仙台公演をやる時に何らかの形で使うという結論に到ったようです。
寄付しても、どう使われるか分からないから…と。
本当のファイナル公演を、仙台で。
とても良いことだと思う。
今の状況でなかなか遠征はできないであろう東北の犬っ子さん山羊っ子さんにも、喜んでもらえるんじゃないかな。
仙台にたくさんの人が訪れることで、経済が回っていくし、街にも活気が戻ると思うし…。
仙台MACANAは行ったことがないけど、移転含めきっと大変な状況だと思うから、少しでもその助けになれれば嬉しい。
同じ音楽が大好きな人達の力になれて、お互いが幸せになれれば良いな。
今年中にはやりたいってことをりょうさんも言ってたし、絶対に行く。
今回の東京が自分的に不完全燃焼だったので、ちょっと救われた。
次は、心から楽しめるように。

セッション曲は、ルナシーのロージア!
うたが下手ギター。
数年前にフェスでルナシー見た時に好きになった曲なので、りょうさんの歌で聴けて嬉しかった。
Jさんの呟きのところどうするのかと思ったら、あかやが飛び出してきて上手マイクで呟きはじめた(笑)
おでこにはJって描かれてた。
終わるとサッと居なくなった。
美味しいとこを持っていくあかや。
さすがです。
盛り上がって楽しかったなぁ。

みんなで手をつないだり、抱き合ったりしてて、仲良しが伝わってきてほっこり。
りょうさんが情次さんに…!

本当にこの2つのバンドが一緒にツアー回ってくれて良かった。
それぞれ違う味の素材が合わさって、摩訶不思議な美味しいスープが味わえました。
仙台でのファイナル公演、楽しみにしてます。
9GOATS BLACK OUTも犬神サーカス団も、山羊っ子さんも犬っ子さんもありがとうございました。