eです。

お向かいに、不動産屋さんがあり、
そこに、女社長のTさんがいます。

ニューヨーク仕込みのストレートな物言いで、
裏表なく、思ったことは、いいことも悪いことも、
遠慮なくいう、スッキリしたおばちゃん。

うちの事務所の不動産屋さんという訳ではありませんが、
ご近所(目の前)という事で、1日5回くらい遊びに来ます。

朝(うちらの)出欠確認に、
お弁当持ってお昼ご飯を食べに、
鉛筆削りを借りに、
1万円札の両替に、
「どこどこの物件が売れた」と報告に、
「今日暇なのよー」とお茶飲みに、
「このお菓子、美味しいのよ、食べてみて!」と差入れに、
「このお菓子、美味しくないから貰ってくれない?」と押し付けに、
「まだ仕事してんの?帰るわよ」と促しに・・・。

最近は、お昼の時に、
私たちがどのフォークや箸を使うか、
食器の位置はどこがいいか、
どれくらいのサイズが食べやすいか、
どのくらいの量が食べきれるのか、
まで把握し始めています。

とにかくものすごい勢いで、
この事務所を(私たちを?)愛してやまない。

そんなTさんの愛の表現には様々あるが、
そのひとつがおにぎり。

ええ、函館仕込みのグルメな舌の
厳しい審査を通過した食材しか使わないTさん。

どこだかの農家からの直送なお米と、
函館の漁港から仕入れる美味しい鮭で、
ふっくらふんわり握ってくれるそのおにぎりは、
まことに絶品!

「あぁた・・・何よ、その身体!骨と皮じゃない可哀想に!
お米を食べなさい、お米を!」

と言って、絶品おにぎりを20個くらい作って来てくれる(笑)

「わーい!うまーーーっ!!」

と、みんなでTさん握り飯に群がる。

時々、外回りからへとへとになって帰ってきたときに、
事務所の机の上にTさんおにぎりが残っていたりなんかしたら、
1日の疲れが吹っ飛びます。

Tさん、これからもおにぎりをよろしくお願いします。
今度はタラコで・・・w