eです。

先日、事務所のすぐ隣で、
ぐったりしていた生後1か月のこにゃこを保護しました。



目ヤニで目もあまり開かず、
くしゃみで鼻水たらたら。

動物病院で診てもらったところ、
「猫風邪ひいていますね」
とのこと。

でも、物おじしない、温和な性格の、いい仔猫だと。



親猫から引き離してしまった責任もあるので、
ちゃんと里親が見つかるまで、面倒見ることに。

私の実家は表具師(ふすま職人)の家だったので、
猫飼ったことなかったのです。
周囲の猫好きさん達の協力を経て、
ミルクのやり方やら、トイレのさせ方を試行錯誤。

なついてくると、
近づいてきて甘噛みしたり、指をちゅぱちゅぱしたり、
可愛いですねぇ。



幸運にも、保護4日目で、アテンダントさんの紹介で、
いい里親さんに出会え、もらわれていきました。
幸せになるといいな。

世の中には、捨て猫、野良猫、被虐待猫など、
可哀想な猫がいっぱいいます。

でも、その中で、ちゃんと保護されて、
幸せになれる子はほんの一握り。

私は人工呼吸器を使って幸せに生きていますが、
世界には、人工呼吸器を手に入れることができずに、
亡くなっていく人がたくさんいます。

助かる命と助からない命。

ちょっとした環境の違い、運で、
その選別がされてしまうことが残念だなぁ、
と、ちょっと複雑な気持ちです。



仔猫と戯れながら、
そんなことを考えました。