日本屈指の雨量を誇る、奈良県下北山村。
今回の試合も前線の影響をもろに受け、公式練習からほぼ毎日雨。
それに伴い、フィールドコンディションは普段と変わり濁りが蔓延。
更には、水の流入量と放水量がグンと上がり、通常の10倍。
更に更に…池原ダムの底からの水が流れ込んで急激な水温低下。
15度から17度の表水温。
このフィールドコンディションと七色ダムのクセを如何に読み解き、アジャストするかが今回のキーになる様な気もしましたが…
正直、記録的なウエイトが出る試合になると感じもしました。
試合前の感触だと、2500グラム2日間では予選落ち。3000グラム3日間は通常TOP10の成績ですが、今回は20位前後だろうと思っていました。
そして迎えたJBTOP50第3戦初日。
今回はハードベイトの釣りとワームの釣り二刀流での展開を組んでの試合。
用意したのは、シャッドプラグとネコリグ。
シャッドプラグはモノにガツガツぶつけながら使う釣り方で、それの性質違いでミドルダイバーのクランクも同様に用意。
ネコリグは、冠水ブッシュやオーバーハング、レイダウンといったカバーフィッシングねらい。
ベイトフィネスでも良いのですが、今回はスピニングに6ポンドをセットした物を用意。
コレは、よりスキッピングしやすくする為でした。
今回、初日のフライトは1番。
なかなかない経験。
しかし、行きたい場所がはっきりしていたので一目散に向かう。
ポイントに着いて最初…
前日よりも水位が上がり、かつ濁りが蔓延していたファーストエリア。
この日はゴミ溜まりに魚の姿が多く、ゴミ溜まりに絡む、レイダウンやブッシュにネコリグのパターンで3匹キャッチ。
1匹は500グラム程でしたが、二本とも900グラム程のナイスキーパー。
更に、シャッドプラグをモノにガツガツぶつける釣りで900グラムを2匹追加。
正直、手応え的にはかなり良かったですが、不安もかなり大きくなった初日。
嬉しさと不安…両方の相反する感情が2日目に影響を及ぼし出しました…
続く…