新しい筆が届きました。



線かき用筆は絵手紙協会の
「美星」を使用しています。



穂先の長さ 45ミリメートル
軸の長さ  220ミリメートル



お習字の筆に比べると
軸は細く上質な羊毛が特徴で
穂先も少し長めかなと思います。








絵手紙では、穂先全部に墨を含ませます。


穂先が長いので
最初は慣れないのですが


筆を立てて
筆の一番上を軽く持ち


紙に突き立てるように
穂先だけで線をかきます。


とても味わい深い絵や言葉の線が
生まれます。







大きな用紙に絵や言葉を
かくときも
筆のてっぺんを持ち
筆の先端だけでかきます。




必ずこれでなくてはということは
ありませんが
小筆や面相筆は私の教室では
おすすめしません。




その時動いた心の跡を

早い、遅い
太い、細い
にじむ、かすれる
濃い、淡いなど
いろいろな質の線を表してくれます。




目と気持ちを筆先に集中し
無心にかくと

世界でたった1枚の
相手に心が伝わる絵手紙が
生まれます。



今は緊急事態宣言下のため
教室はお休みですが

各教室の皆さんと
絵手紙のやり取りをし

近況を報告しあっています。



こんなとき
絵手紙って「いいなぁ」と思います。