30代後半位からくらいだったか。
20~40代まで働いてきて自分の働くことへの価値感が明らかに変わった。
30代前半くらいまでは本当にがむしゃらで
仕事第一
パソコンも持ち帰って家でもメールチェック。
土日の電話も取る。
終電を逃さないように気にしながら働き、
深い眠りに陥らないよう床で寝てまた仕事行く。
こうやって一生懸命?っぽく?働くことが自分のやり方だった。
自分の時間よりも仕事を優先(自分で選択)して肌はボロボロ、
残業代がついてもお金を使う暇がなかった。
そしてその数年後に気づいた。
この成果として自分の血となり、肉となったものは特になにもなかった。
もちろん仕事をスムーズにこなせるようになったのは言わずもがな、
それ以上のなにかを培うそういう能力に長けていなかったということもある
ただこういう経験をしてやっと気づいた。
会社⇔従業員 自分が思ってたよりもっとドライだった。
私の知っている多くのサラリーマンは
だいたい就業時間というのが決まっていて
余裕があろうが、忙しかろうが
基本的にはその拘束時間に対してお給料が支払われる。
つまり余裕がある方が得する仕組みだということがわかった。
がんばらなくていい
仕事して悩んだり、身体こわしたり、肌ボロボロになるとかもってのほか。
そんなに”会社”に対して全身全霊を注ぐ必要はないということ。
それよりも自分に大切なものにもっと時間をかけるほうが有意義。
40代になったから、そう思うのかもしれないし
重要なポストというわけでもない私の立ち位置だからそう思えるのかもしれないし
価値観はひとそれぞれですが、自分の結論はこう落ち着きました。
自分が起業したら。。。
全身全霊を注ぐ従業員を善として、他を悪と評するか
そんなことは全くなくよくやってくれてるな、くらいでしょう。
自分の経験もあるから身を粉にするなとさえ思うかもしれない。
メリハリつけて、ここぞというときは完璧なサービス、おもてなしを
そうでない時はスマホみてても、
おしゃべりしてても、本読んだり、勉強したり
でいいんじゃないかなーと理想を思い描いてます。