こんにちは✨ ちぃ♪です。
2月も半ばに差し掛かろうとしています。
暦の上では春ですが、まだまだ寒いので、お体をどうぞご自愛ください^^
さて、
今回は、占星術について書きたいと思います。
実は、占星術は「2つ」あります。
1つは、私の書いてきた
「ジオセントリック(GeoCentric);通称ジオ」で、
一般的な占星術を「ジオ」と呼びます。
そして、
もう1つは、
「ヘリオセントリック(HelioCentric);通称ヘリオ」と呼びます。
今回は、
その2つを比較しながら、世界観を伝えていきます。
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ジオとヘリオの違い
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◎ジオ
①地球中心(ジオ=地球・セントリック=中心)
↓
「地球」が宇宙の中心で、太陽や月などが「地球」の周りを回っている説(天動説)
いわば、「自分」が止まって、「地上から星空を眺める」感じです。
↓
「地球」=「自分」から宇宙を見る=「自分」について、知ることが得意
②出生時間・出生地=必要(出生時間が不明な場合、正午で算出する)
③サイン(星座)=重要視する
④アスペクト(関係性)=重要視するので、良い・悪いに偏りがち
(ただし、個人的には
「中庸的」な考え方(過剰・不足を補う)で読めば、
まるっと収まる感じがします)
⑤月が大事
⑥天体の逆行に影響を受ける
↓
「出生時間・出生地」が必要なので、
「自分」を取り巻く境遇(家庭環境・性質・仕事など)を
読むことが得意です。
例)太陽と月の組み合わせで、自分の才能・適職などがわかります。
だから、
具体的に、現実的に、物事を通じて
「自分」を詳細に見ることができます(地上で起きる事柄だから)。
また、
過去・現在・未来が星の運行で読めたり、
無意識にとってしまう行動などもわかります。
ですので、
「自分」を知る「マニュアル」のようなものです。
◎ヘリオ
①太陽中心(ヘリオ=太陽・セントリック=中心)
↓
「太陽」が中心で、地球を含めた全惑星が「太陽」の周りを回っている説(地動説)
「周りを鳥瞰する」感覚なので、「全体的に眺めている」感じです。
↓
「魂」=ぐるぐる動く宇宙から「魂」を見る
②出生時間・出生地=なくてもOK(ただし、度数に多少差が出ます)
③サイン(星座)=使わなくても構わない(使う場合もあります)
④アスペクト(関係性)=重要視するが、良い・悪いではない
⑤月は読まない
(地球の衛星であり、
地球と近い場所にある=地球の位置が月とほぼ一緒だから)
⑥天体の逆行に影響を受けない
↓
動く宇宙から、「天体」の全容を見るイメージ。
「宇宙の中にいる私」です。
周りと調和する私の魂を
天体から解きほぐしつつ、じんわりと見ていく感じです。
だから、
大きな流れの中で、
「私が今世、地球に何をしにきたのか」を
おおらかに捉えていくのが得意です。
(盤面の読み方によっては、
前世、この惑星の繋がり(例;地水など)を経て、
今があるんだなというのもわかります)
「魂のまま」の輝きを見出す可能性があります。
◇個人的には、
ジオは現実に直結してるから、
物事によっては、「う・・・^^;」と悩ましい思いをする時はありますが、
具体性がある分だけ「どうすればいいか」がわかるので、問題を回避しやすいです。
ヘリオは感覚的にゆったりとしていて、
角度(関係性)の解釈も緩やかな印象があるので、
じんわりと「あー・・私の魂って、これを求めているのかもー・・」と
味わう感覚があります。
だから、
どちらが「良い・悪い」ではなく、
ただ「使い分け」をすればいいだけなのです。
(物事を判断する「ツール」が増えただけですね✨)
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月に注目する
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星読みテラスさんの記事に
「ジオとヘリオ」の異なる視点を
「魂のあるがまま」に結びつけることが必要ですと
書かれてありました。
それには、
「月」を自在に扱うことが鍵だとありました。
これは、とても興味深いと思ったのです。
なぜなら、
私が月と馴染みの良いチャートを十分に持っているからです。
(太陽蟹座の支配星が「月」であり、
他天体と90度の角度を持っている<その頂点にある天体は月です>)
「月=揺らぐ感情をどう扱うか」がテーマであるのは感じています。
また、
タロットで「これからの活動をどうするか」のお題で先日見ていただいたら、
「月をどう活かすのか」
(無意識の領域をどう使いこなすのか・
無意識の自分(思い込み)に気がつくこと)が
ポイントになると言われました。
立て続けのこれらの符号(月)に、何か意味を感じています。
※1下記参照
┏━━━━━━━━━━━┓
意識づけ(月)
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ジオ、ヘリオでも、
何かふと疑問が沸いたら、
その疑問を頭の片隅に置いて「意識づけ」をしましょう。
そして、
言葉を「連想」して繋げていきましょうと
よく言われているのを思い出しました。
何らかの疑問、形になっていない状態の、もやもやとした状態・・
なにやらオブラートに包んだような状態に「気づいたら」、
それを「意識にあげておく」だけで、「意識」が
「同じパターンだよ」などと気づかせて
この地球上でもっと生きやすくなるように、
私たちに働きかけているのではないかと思います。
その「気づき」が進化すると、
自分の無意識でしていたパターンなどが払拭され、
思い込みで作られていた自分からも遠ざかるので、
「あ、これをしよう」と
素直に
「やりたいことができる」のではないかと思います。
それが、
「魂のままに生きる」ことに繋がっていくような気がします。
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意識
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意識とは、「人間の心」であり、
意識・前意識・無意識に分けられます。
意識は、「自分が経験として認識できる内容」で、
前意識は「一生懸命思い出そうとしたら思い出せる内容」で、
無意識は「認識もせず、努力しても思い出せない内容」を指します。
精神分析学では
「無意識下」にある内容を
「自由連想法」を使って
意識にあげることで「無意識」を認識させようとしています。
この「自由連想法」は、
「心に浮かんだ、自由な考えを連想する発想法」です。
ジオのまゆちん先生(かげした真由子先生)と、
ヘリオの森野おとひこ校長が
「連想」を大事にされているのが、なぜなのかが今わかった感じがします。
潜在意識にあるものを表面化させて
心理的に抑圧されたものが「何か」を理解するためだったのですね。
星読みは、
特にジオは、
心の抑圧・思い込み・刷り込みなどを解放するのには最適だと思います。
(月があるので)
※2下記参照
↓
↓
無意識の自分(思い込み)に
気づくことはとても大事なポイントです。
また、
私が「ジヘリオ(ジオとヘリオ)」と
半分面白がりながらも名付けたのは、
「太陽サイン」の反対側が「地球サイン」なので、
人は地球を足場にして、魂は「統合」するのが目的だと思ったからです。
それは、いわば
向かい合うサインが「もう一人の自分」であるように思えるからです。
(逆も然りです)
だから、
個人的には、
ジオとヘリオは切り離せない関係なのではと思います。
「魂」が進化し、成長するために、
「自分」が地球で経験をして、
その経験を通して感情を「自分の魂」に刻み込んでいく。
イメージとしては、
魂が順次、
マトリョーシカの箱の中へ
どんどん包まれながら成長しては、
螺旋状の変化を遂げていくように感じます。
(実際、そういうイメージが浮かびます)
その螺旋が弧を描きながら、
どんどん上へ上がる印象もあります。
そのため
成長とは、進化がより集まった「結晶」のようにも見えるのです。
変化しながら安定して、安定しながら変化してを繰り返す。
だから、
くるくると回る、螺旋状なのかなと個人的には思っています。
そのため、
ジオとヘリオは、繋がっているのだと私は考えています。
その肉体と魂をつなぐ架け橋が「月」というのは、
個人的には興味深いと思います。
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サイン
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ジオとヘリオのサインに
私はより広がりを感じるので、できるだけ採用しています。
ここで、
オノヨーコさん(1933年・2月18日生まれ・20時30分)を例に挙げて
比較したいと思います。
なお、トランスサタニアン(天王星・海王星・冥王星)には
大きな動きがないので、ジオ・ヘリオともに同じサインとなります。
↓
↓
◎ジオ(青いマーク)
太陽サイン=水瓶座
月サイン=射手座
水星サイン=魚座
金星サイン=水瓶座
火星サイン=乙女座
木星サイン=乙女座
土星サイン=水瓶座
◎ヘリオ(オレンジのマーク)
地球(月)サイン=獅子座
水星サイン=牡羊座
金星サイン=山羊座
火星サイン=乙女座
木星サイン=乙女座
土星サイン=水瓶座
↓
エレメントだけを見ると、
個人の資質がわかるジオでは、「火・地・風・水」の要素ですが、
魂の求める生き方がわかるヘリオでは「火・地・風」の要素です。
個人的な資質は、
「情熱的に、努力しながら、感性で物事を捉えて、理論的」に動き、
魂的な要素は、
「情熱的に、努力しながら、理論的」に動きます。
同一人物のチャートでも、見えてくる部分が違います。
また、
この要素の他に、
アスペクト(関係性)や
サビアンシンボル
(1920年代にチャネリングで降ろされた内容を、
ポイントで読み解いたもの。
12サインの各度数により、内容が違う)
を組み合わせることで、
意味がぐっと深くなるので、より全体像が掴みやすくなります。
※3下記参照
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天体の意味
┗━━━━━━━━━━┛
◎ジオ
太陽=自分らしさ・目標・社会的な自分・人生を切り開いていく力
月=無意識のパターン・リラックスの自分(すの自分)・プライベートな自分
水星=思考・コミュニケーション・情報
金星=愛・喜び・感性・受け止める力
火星=自分を外へ押し出す力・ノーと言える力・行動力
木星=拡大・発展=もともとある才能を発展させたり、自分を成長させてくれたり、
幸福度をあげるなど
土星=制限・課題・試練・ルール・モラル
天王星=変革・進化・刷新力・枠を超えていく力
海王星=あらゆる物事を溶かすように、理想をどんどん拡大させていく力・
境界線を曖昧にする
冥王星=破壊と再生・生と死・変容・0か100か
◎ヘリオ
地球=地球に生まれてきた目的・使命・私・私たち・人生・文化
水星=知性・気づき・情報・処理する
金星=じんわり・味わう・感じる・満ちる・美しさ
火星=行動力・パワー・思いが湧き上がる・自然と動いている・生命力・意欲
木星=学び合い・助ける・グループ・包容力・繋がり
土星=官僚組織・整えること・調和・システム・統べる
天王星=宇宙の思いを形にする・孤高・根本から変える・イノベーション・異端
海王星=天国・惹きつけるもの・不思議な力・インスピレーション・
冥王星=真理・本質・極限・叡智・悟り
↓
↓
ジオとヘリオでは、似た印象にはなりますが、
意味合いは少し違います。
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まとめ
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ジオは「地球上で生きていくための個人情報」で、
ヘリオは「魂が地球に生まれた理由」です。
「見る視点」が
ジオは「下から」だとしたら、ヘリオは「上から」です。
この2つを知ることで
現実的な資質や
地球に生まれてきた魂の意味などを、幅広く理解することができます。
言い換えれば、
自分をいろんな側面から見ることができます。
また、
使い分けができるので、色々な組み合わせもできそうです。
そして、
星から自分を知ることで、自分の器も広げられます。
だから、ジヘリオ(ジオ+ヘリオ)はおすすめなのです♪
さて、
次回は、ヘリオのアスペクト(関係性)
0度(結び)と180度(開き)について、書いていこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
紡師✨ちぃ♪(ちぃさな一歩の小宇宙☆C0ELUMチェルム_ちさと)
※1
https://sup.andyou.jp/hoshi/heliocentric/
https://sup.andyou.jp/hoshi/column_4/
https://sup.andyou.jp/hoshi/column_5/
https://sup.andyou.jp/hoshi/column_8/
https://amanomiho.com/astrology-geo-helio/
https://ameblo.jp/blue-penguin6/entry-12755511905.html
https://hoshiyomi-hitoyomi.com/methods/176/
https://dowsorayomi.hatenablog.com/entry/2017/05/22/224121
https://hoshi-ni-koishite.com/heriocentric/
https://ameblo.jp/blue-penguin6/entry-12755511905.html
https://small-eco.hatenadiary.com/entry/20161109/p1
※2
https://ja.wikipedia.org/wiki/意識
https://ja.wikipedia.org/wiki/自由連想法
※3




