お仏壇を家に迎えたら、開眼(かいげん)をお寺様にしてもらいます。また魂入れ、魂抜き、精入れ、精抜きとも言います。浄土真宗は入仏法要と言います。

よくある質問で
「お仏壇にも魂を入れるのですか?」
この質問はお寺様が法要にお仏壇もお寺に持ってきなさいと指示されることがたま〜にあるからです。

原則、開眼(魂入れ)はお仏壇の一番上の真ん中に安置する本尊(仏像や掛軸)にします。開眼=本尊に眼を入れる、お経をあげることが一般的な考え方です。

お寺様によっては、お仏壇にもお経をあげる住職もいらっしゃいます。何故かと聞いたらお清めの意味でお経をあげているとある住職はお話されてました。

さて、今度は逆の閉眼(へいげん)ですが、お仏壇を買い替えたり、本尊を変える時にお寺様を読んでお経をあげてもらいます。

よくある質問ですが、お仏壇を移動しなければならない時にもお寺様を読んでお経をあげてもらった方がよいのか?
このケース、ほとんどの方がしてないと思います。あまり気にしないという方が多いですね。
お寺様もそこまで指導はしてないようですが、お願いされればお経はあげてくれます。その場合は移動が完了したら再度お経をあげてもらわないといけませんね。