こんにちは。五十嵐六花です。

 

前回はホラーでしたが180度変わってお片付け小説です。(なんともほっこりした響き)

 

垣谷美雨さん『あなたの人生、片づけます』

 

 

です。

 

ネットではかなり評価高かったですし、2か月前に引っ越したのですが、いまだにモノが片付いておりませんで読んでみることにしました。

 

あらすじ

社内不倫に疲れた30代OL、妻に先立たれた老人、子供に見捨てられた資産家老女、一部屋だけ片付いた部屋がある主婦…。

『部屋を片付けられない人間は、心に問題がある』と考えている片付け屋・大庭十萬里は、原因を探りながら汚部屋を綺麗な部屋に甦らせる。この本を読んだら、きっとあなたも断捨離したくなる!

 

今回は辛口になってしまってます。

 

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4章からの構成です。

大庭十萬里はぽっちゃりのおばさんです。また、最終章では十萬里目線で会話では余計なことを言わないように口数少ないとわかりますが、

私は十萬里がなんだか受け入れられませんでした。

片づけ屋さんで部屋も心もすっきりさせるというのならば、もっと部屋の主に寄り添った言葉があってもいいんではと思ってしまいました。

ケース4に関しては十萬里目線なのでどう思っているか部屋の方がどう思っているのかわかりませんが、ケース1~3の主人たちは全員十萬里にいい印象を抱いてません。それどころか「さっさと帰ってほしい」とさえ思うのです。

 

どう考えても、失礼な十萬里の態度が私はいやでした。

人見知りな方で仲良くなるまでかなり時間がかかるタイプの私は主人たちのように十萬里いやだな~と思ってしまいました。

失礼な割におせっかいおばさん。苦手かもしれないな~。

 

「ここにいてかゆくなりません?」とか、失礼すぎ!と思っちゃいました。

あと、依頼者の選考基準もおばさんのいやらしさを感じてしまいましね。

 

と、まあ十萬里のやり方には異議を唱えたいものの、ケース1は結構勉強になりました。

明日が人生最後のゴミ出しの日だとしたら?

見るたびに無駄遣いしたと落ち込むことはいけないこと→さっさと捨ててしまおう

 

年齢も比較的近いので似たような状況に共感できたのかもしれません。

Instagramをしていて結構な読書家の方が断捨離意欲がわきました!!とおっしゃっていて、期待値を上げすぎたのかもしれませんね。

いろいろ断捨離関連の本は出ていますが、私が一番好きなのは近藤麻理恵さん通称こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」です。

私は思い出を結構記憶しているほうでして、なかなか物が捨てられないんですが、この本を見て少しずつ片づけを好きになっていきました。

大学生の時にふらっとはいったTSUTAYAでマンガで読む版に惹かれて買いました。(こういうとこが片付かない原因)

そこから、定期的に読んでまして…と…こんまりさんの話になってしまいました。

 

手っ取り早く片づけの方法が知りたいのならそのような実用書を読まれるのがいいと思いますが、なんだかどうしたら良いのかわからない…という人は片づけの気持ち・モチベーションを整えるのにはこちらの一冊がおすすめだと思います!

お片付けすると、気持ちがすっと楽になることがあるよと教えてくれる本だと思います。

 

おせっかいおばさんにおせっかいされたい方はぜひ☆

 

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少し、批判的な意見になっておりますが、個人の感想としてお受け取りください。

今回はたまたまハマりませんでしたが、時期が来れば心にくるかもしれないですので、もうしばらくそばにいてもらおうかと思ってます(*^^*)

ダイエットしたくなるバージョンもあるみたいなので、次はそれを読んでみたいな。

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

また、次の感想文もご覧いただければ幸いです。

 

五十嵐六花