緊急。 悪徳業者のヤフオクの出品傾向が進化しているので軽く触れておきます。

 

新華僑と言われる世代の人たちの日本の骨董業界への出入りがこの20年来深まって今は日中一緒に動いている人がかなりいると見えます。

 

戦前から日本人の骨董業や茶道に先導された「骨董選びお約束」をしっかり日本人から学んで、それに則れば日本人は簡単に騙せます。

 

ちなみに私は日本の骨董の買い方の本は絶対見ません。

 

贋物製造の現場、流通世界を見て知ったほうが早いからです、よくある教科書は恣意的で穴だらけです。

 

さて本題手短に。

 

茶器カテゴリ出品では最近の傾向は台湾土にそれっぽい絵付けの底辺茶器業界のものが画像の撮り方で化けてるものが多数。(廉価品)

 

一方で厄介なのがアンティークのカテゴリの茶杯。

 

出品者が中国物だけ色々出しているもの、またはその在庫を一緒に日本のものと出品している請負は避けた方が安全。

 

ここまではこれまで通り。

 

最近は巧妙。本物と偽物を混ぜて出品。これは目が無いと迷わされます。

 

偽物や難ありは10万以内で適当に落札させます。本物は最後に入札取り消します。

 

それといかにも日本人しか知らないだろう風の箱やラベルが偽造されている件。

 

従来の骨董業界の古い関係ない箱書きの箱付けて売るところからさらに進化して

 

個人や団体旧コレクションを偽装した箱やラベルの偽装が横行しています。

 

注意してみると筆跡が中国人だったり、箱やラベルが使いまわされていたり

 

出品者の杜撰さも見えます。

 

磁器自体も古色を付けるプロやアマチュアが関与していますが矛盾があります。

 

作品は精緻なものが多く、焼成している人でないと見抜けないものも含まれます。

 

古色加工の茶器はお茶の味も酒の味も狂うことが多いので価格とデザインで納得する以外は手を出さないほうがいいですね。