デパートで買える茶器って表面がガラスとあまり変わらない感触です。薪窯で適宜に焼いた景徳鎮の肌合いはあの無機質感とは別次元ですね。潤い感は玉蘭の花びらのよう。サラサラ感は最上質なパシュミナのようですね。てろりと掌に滑り込んできて有機物のように手肌と一体化する心地よさは体感温度のぬくもりととともに快適で一度馴染むと他が触れなくなります。荒々しい焼き締めもいいものは良いですが、磁器もこのクラスは違う楽しみが多いです。