景徳鎮の磁器と日本の陶芸が融合したものが最近盛んになっています。
質は磁器なのですが味わいがどんどん陶芸化してます。
欧米では日本の陶芸に評価が高く素晴らしい作家が海外でたくさん活動しています。
中国でも最近台湾経由で和風が取り込まれ広がっています。
ところが欧米各国からも人がたくさん来ているのでいろいろな文化とコラボして
形式的にならないおもしろさに溢れ、スタートしたばかりの青年期のエネルギーに満ちています。
そして景徳鎮では明代、清代よりさらに古い、出土品でしか見られなかった古い時代の中国陶磁器の味わいに回帰する作家が増えています。
画像はそんな流れの中の工房の茶杯作品。
土っぽいけれど磁器なんです。
宋や元の器の形に中国文人画の竹や梅の画法がアクセントに入っています。