ひとりでできるもん!2015富士登山その4・雲の上でもスーパードライ | 未来色スケッチ

ひとりでできるもん!2015富士登山その4・雲の上でもスーパードライ


前回の更新から気が付けば3か月…1シーズン!
(しかも前回は告知?だけという)
お久しぶりすぎてどこまでUPしたかわからなくなって
必至に自分のブログ読み返しておりました。

なぜ困っているかというと…
あまりに間が空きすぎて、下書きが行方不明になっているからです。
途中までせっかく書いたのに…と思って探してみたのですが
たぶんどこかに埋もれてしまって見つかりそうもないので、
瀕死の記憶に鞭打って続きを書きたいと思います。
こうなる前に下書きUPしとけばよかったのよね。。。

時は2015年8月14日。


…私ですらもう日程忘れてたよ!とりあえず写真の撮影日時見返した!!


ななごーめ!


前回の記事を見ると、七合目に向かってる…的なところで終わってるっぽいので
七合目あたりの記憶を掘り返します!ザクザクッ。


…と言いつつも、ここから先、あんまり書くことなかったんですよね…
そう、それで下書き書く手が止まったのだった。
なぜなら、高山病を意識した歩き方にあまりにも集中しすぎて
他の記憶があんまりないからです…笑うしかない…いや、笑えない。

といっても「なんだオチがコレかよサイテーだな!」って言われたら癪なので
写真をまじえて振り返ってみたいと思います。


七合目付近まで上がると、だいぶ晴れてきました。
雲の上に来た感が出てくるあたりで、初めて登った時は
「うおー雲の上だ!」っていう感動があったような気がするんですが、
今回は「うん、知ってる…だいたい雲の上出るよね…」みたいな。。
一人だと冷めたもんです。
クールなのではなく、極めてドライ。スーパードライ。
まあでも気持ちいいもんですよね。雲の上大好きです。


晴れたりガスったり、本当に刻一刻と天候が変わります。
前回登ったときは雨がぱらついたりもしたけど、今回は雨とは無縁でした。


だんだんと岩ゴツゴツの箇所が出てくるので、焦ってコケないように慎重に。


ちょっと息があがってきました。とにかく深呼吸、深呼吸。鬼のように深呼吸。


七合目ではクリームパンを必死に売り込んでいました。
限定です!もう売り切れちゃいますよ!的な文句で
巧みに登山客の足を止めていましたが、
私は甘いものを食べている余裕ないので全力スルーで…


そして、毎回(といっても2回目だけど)思うのが、小屋の手前の岩場がきつい!
岩場っていってもちょっと岩ゴロゴロしてるだけで、
ストック使わない方が登りやすいかなーっていう程度のゆるい岩場なんですけども。
やっぱり酸素が薄くなってくる(気がする)ので、ちょっとペースを上げると
すぐに息が上がってしまうので、だらだらとペースを落として登ります。

それこそ世界遺産登録がーとか言ってた頃のお盆時期って
富士登山ブームで大行列ができてたりしたものですが、
今年は混雑を想定して行ったらなんか拍子抜け。
っていうくらい、人が少ない。あれ~お天気いいお盆なのに?みたいな感じ。


ところどころ渋滞も発生しますが、ストレスになるほどでもなく。

山小屋のを予約するにあたって、オンラインレベルですが一応混雑状況も確認しました。
8合目から上は、あんまり評判がよくない…名前は伏せますが…なところと
他がぽつりぽつりと空いてるかな、というくらいで、7合目はけっこう空いてましたねー。
人気のある小屋はそこそこ埋まってましたが、
予約なしで行ってどこも泊まれない!なんてことはなさそうです。


私は安心感を優先させて事前に予約して行きましたが、
宿泊予定の小屋は8合目。まだまだ遠い…大丈夫なのだろうか…。



登っていることに対しての感動はあまりないけど、何度も何度も下界を振り返りました。


今や、家にいながらにしてストリートビューで富士登山が楽しめる時代。
高山病の心配などしなくても、クーラーの効いた部屋で
だらだらとパソコンの前に座っていても、
富士登山気分が手軽に味わえる…のはわかっています。
私だって運動得意じゃないし、元々インドア派なので
(↑これ未だに否定されるんだけど本当は!)
わざわざ苦しい思いしに山梨くんだりまでやってくるなんて…って思うこともあります。


それでも来てしまうのは、やっぱり自分の目で見られる景色がすばらしいからです。
富士登山シーズンになると必ずTVや雑誌で特集組まれるし、
そもそも絶景なんて富士山じゃなくても別のところからでも見られるのかもしれないけど、
私は自分の足で富士山の斜面に立って、富士山から見下ろす景色が見たい。
もうそれだけなんです。…それだけでよく富士登山するな、って気もするけどな!(苦笑)


多少つらくても、登って見る価値がある風景だと思うのです。
ただ…この時、アホみたいに写真を撮ってばかりいたために
この後泣くことになるとは微塵も思っていなかった、愚かな私なのでありました。

つづく。