初夏の平泉旅行3~目はだいじに | 未来色スケッチ

初夏の平泉旅行3~目はだいじに

体調わりとグロッキー女2人旅、まだまだ続きます。

前日の晴天とはうってかわってどんより、
雨がぱらつく平泉にやってきました。
毛越寺は晴天のうちに楽しみましたので、
二日目は中尊寺へ行ってみることに。


中尊寺は天台宗東北大本山の寺院で、藤原清衡によって開かれたといわれています。
言わずもがな、世界遺産である
「平泉 - 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」のひとつですね。
金色堂が有名ですが、他にも多数の文化財をもつ寺院です。



あじさいがきれいな時期でした。
あちこち出かけるもののわりとあじさいのシーズンに出かける機会が
あまりないので、こうして満開のあじさいを眺めたのって意外と初めてかも。



ジパング号にあわせてののんびり出発だったのですが、
お天気がお天気なので、境内も思ったより人が少なかった気がします。



燈籠がすてき。表側は三角と三日月。



裏側はみつうろこと桃…?
これも一つ一つに何か意味があるんでしょうね。


何はなくとも、お参りはしないとね。





絵馬コーナーをのぞくと、ここにもありました…キャラクター絵馬。
かわいいいとは思うのですが、いざ自分が書くとなると
なんとなく通常タイプを選んでしまいそうです。
そもそも今までの人生で絵馬を書いた記憶がないんですけどね。



境内からカモレ見えたー!!
ドン引きする友人を尻目にシャッターを押す私。
別に撮り鉄でもないのだけど、列車が近づいてくるのが見えると
思わずカメラを構えてしまうようになりました。あららら。




のんびりと境内を歩いていると、ひときわ目を引くのぼりが見えます。
参道(月見坂)を登っていくと右手に見えてくるのですが…

見えるかな?さらに近寄ってみましょう。



「目」がぎっしり。ひえー!絵馬コーナーを見てさらにびっくり。



またしても「め」がぎっしり!!



ここは峯薬師堂といって、目のご利益で有名なのだそうです。
本尊は薬師如来で、左右に日光月光菩薩が控えているとか。
何かと眼病に悩まされている私にぴったり…!
ドライアイ、アレルギー性結膜炎、飛蚊症、いろいろよろしくお願いしてきました。
(日本語おかしいけど気にしないでスルーするところですよココ!)

ちなみに、目の絵馬やお守りがいただけるのは峯薬師堂の横にある札所だけで、
他にも「薬師堂」はあるのですが、目の絵馬やお守りは他の売店では
取り扱っていませんので、GETしたい方は立ち寄るのを忘れないように。

あと、このあたりは天然のモリアオガエルが多く出没することでも有名だそうです。
梅雨の時期は特に多く見られるそうなのですが、
残念ながら写真におさめることはできませんでした…。
カエルの大合唱は聞けると思いますが、境内にはカエルの石像があって、
これをなでることで「無事かえる」「福かえる」といったご利益もあるらしいので
なでなでして行かれることをおすすめします。

さて、いよいよ金色堂が近づいてきました。

金色堂といっても金ぺかのお堂はお堂の中にあるため、
外からその姿を確認することはできません。
しかも堂内は撮影禁止ですので、写真もありません…



この奥に見えるのが金色堂(の入ってるお堂)。



拝観券を購入して、階段をのぼっていきます。
(ほんのりと中の金色が見える…かな?気のせい?)

この金色堂だけは修学旅行の際に立ち寄ったことをはっきりと覚えていまして、
まあ、なんというか…これといった感動もなく……
「本当に金ぴかだよね…」「うん…」みたいな。
たしかに金色ですね、という感想以外にこれといって思い浮かばないという。

ものすごく感動するかというとそうでもなく(個人差があるので
行ってみたら超感動した!って人もいるかもしれないけど、
私はまだそういう人に出会ったことがないので…)、
かといって中尊寺まで来て金色堂スルーするのもなんかね…
ってノリで立ち寄った、というのが本音でしょうか。
これを修復だの復元だのしている作業が見られたら
そっちの方がよっぽど食いつくだろうな、と思う私(おい)。

つづきます。