2012夏・北海道まるごと満喫ツアー12~旧士幌線アーチ橋見学ツアー・その1~ | 未来色スケッチ

2012夏・北海道まるごと満喫ツアー12~旧士幌線アーチ橋見学ツアー・その1~

しばらくお休みしていた北海道旅行記、ぼちぼち再開しまーす。
旅のメインはここからですからね!

7月15日(日)、天気は曇り。
ぬかびら温泉に泊まっていたきしのさんと私は朝イチで気球体験イベントに参加し、
ホテルで朝食バイキングを楽しんだ後、のんびりとお散歩しながら
アーチ橋見学ツアーの集合場所に向かいました。

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日曜日の温泉街ともなるともう少し人がいても良さそうなものですが、
ホテルの外に出るとあまりお客さんの姿が見当たらず、少しさびしい感じです。
朝食バイキングの時にはあんなに人がいたのにな…みんなどこへ行くのだ。
バスでのアクセスがけっこう厳しい(6時台、7時台、10時台、16時台の4本しかない)ので
ほとんどのお客さんが車で来ているようでした。

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お土産屋の建物はありましたが、営業している気配はありません。
10数軒しかない小さな温泉街なので、お土産屋として独立経営するのは難しいんですかね。
お土産を調達したければホテルのロビー、ということになりそうですが
(私はこの先もあちこち回るのでここでは買いませんでしたが)
このあたりのホテルはゴアテックス製品とかふつうに売っててびっくりしますね…。

さて、この日のメインイベントは、NPOひがし大雪自然ガイドセンターが主催している
旧国鉄士幌線アーチ橋見学ツアーです。

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今回旅をご一緒したきしのさんは昨年もタウシュベツ橋梁に訪れていて、
まったく同じ時期(海の日)に参加してらっしゃったのです。
また再訪すると聞いた時に「えっまた同じ日でいいんですか!?」と
思わず聞いてしまったのですが、お天気が悪くてリベンジということで。
「それよりも、都合が合えば一緒にどうですか~」と声をかけてくださったのが
この2人旅のきっかけだったのです。ありがたやありがたや。

タウシュベツは必ず行く!と決めていたのですが、これといって時期も決められず(優柔不断)、
まあ一人でも致し方なし…勢いがついたときに…と思っていたので、
予定は大幅な前倒しとなりました。まさか2012年中に行けると思わなかったし。

橋梁の見学自体は個人でも不可能ではないのですが、
見学ツアーならガイドさんがつくので、歴史についても案内してもらえます。
熊の目撃情報もちらほら出ているし、熊対策も何もせずに行くのはちょっと怖いので、
やっぱり安心の見学ツアーを利用することにしました。

NPOひがし大雪自然ガイドセンターHP

集合場所は糠平温泉文化ホール。
外観は撮り忘れてしまったのですが、ぬかびら温泉街の中心にあるので、
どこの宿からもアクセスしやすい場所なのが便利です。

受付カウンターで予約していた名前を告げて、参加費を支払います。
ツアーは基本的に毎日催行されていますが、午前と午後の各1回で、
私たちは午前のツアーに参加しました。
9:00~11:30の2時間半くらいで、費用は3000円です。
定員13名となっているけど、私が行った回は10人くらいだったかな。
きしのさんが前回参加した時は2名だったというから、今年は大盛況ですね。

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途中ぬかるみもあるとかで、ゴム長靴を無料貸し出してくれます。
全員ホール内で靴を履き替えて、ガイドさんの案内に従って車に乗り込みました。

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すっごくどうでもいいけど、車の中(足元)に敷いてあったシートが
クマさんマークでテンションあがった!(テンションあがってるの私だけですけどね…)

少し走ると、タウシュベツ橋梁へ向かう林道の入口に到着します。
ここから先は許可された車両のみしか通ることができず、
通行許可を取っておらず個人で訪問する場合は、この先約4kmを徒歩で進むことになります。
ガイドさんがゲートを開閉しますが、ここは通常は閉められた状態です。
見学ツアーのために許可を得て、鍵を借りているんだそうですよ。

このあたりはこれでもかというほど「ヒグマ出没注意」の看板が出ているので、
わいわいと大人数で訪れた方が遭遇も少なそうです。
そういう意味でも、ツアーって本当にありがたいですね…。

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いよいよです。林道のマーク、久しぶりに見たなぁ。

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ゲートを過ぎて少し走ると、ガイドさんが「ヒグマのフンがあります」と教えてくれました。
ちょっと光ってて見にくいですが、下の方に見えている黒いものがそれ。
そんなに古いものではないので、おそらく数日前にヒグマが来たのでしょう、
とのことでした。ひえええ…こんな車が通るところにフン…

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車が通るところはきちんと整備されていますが、一歩横道にそれればもう林の中。
どこでヒグマと遭遇してもおかしくはありません。

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橋のふもとまで車で行くことはできないので、車で行けるギリギリのところまで
来たら、車を降ります。そこから先は林道を歩いていくことになります。

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手前の車が乗ってきたガイドツアーの車です。奥の車は許可車かな。

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旅行前に少しお天気が崩れていたようですが、想像していたほどのぬかるみもなく、
ヒグマが出没するということをのぞけば、マイナスイオンたっぷりのハイキング気分です。

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さあ、いよいよタウシュベツ橋梁が目の前に!

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