2012しまなみ縦走7・まさかの二階建て構造にびっくり!因島大橋

半泣きで坂をぐるぐると上がって、次におわすは因島大橋でございます。
手前は因島、渡ったところは向島。

この島の間は布刈瀬戸と呼ばれていて、ここも海の難所のひとつ。
流れが速い上に、引き潮と満ち潮で流れる方向が変わったりするので、
通行する船は潮流に細心の注意を払わなければいけません。
この橋はもう数えきれないほど渡っているのですが、お恥ずかしながら、
二階建て構造であることを知りませんでした…不覚!
行ってみてびっくり。あれ?車道がない…しかもこの風景はまさしく…

二階建て!しまなみ海道では唯一の二階建て構造なんです。
二階建て構造の橋といえば、瀬戸大橋が有名ですね。1月に見に行ったばかりですが、あの橋は2階部分が一般道、1階部分が鉄道(JR)でした。
因島大橋は2階部分が自動車専用道、1階部分が歩行者・自転車・バイク道になっています。ちょっとかっこいい!
橋は最大震度マグニチュード8を想定して作られているそうですよ。
この橋も、開通当時は「日本最長の吊り橋」でした。
因島大橋を造った時の技術を元にして、その後大鳴門橋や瀬戸大橋などが建設されたとか。記録は塗り替えられる運命にあるわけですね…。
通行料は50円。チェックポイントを通過!

疲れが(一瞬だけ)吹っ飛ぶ橋サイクリング。
骨が邪魔して景色はうまく撮れないけど、それでもテンションあがる!
普段こんな構造になっているところを歩くことなんてないですからね。下、海ですから。うわーい!
一人ではしゃいでいると頭おかしい人みたいに思われそうなので冷静を装いましたが、
まさか二階建て構造の橋があったなんて…なんで今まで気づかなかったのかが不思議です。
今でこそサイクリングコースのメッカとなっていますが、
昔は歩いて渡っている人なんていませんでしたからね。

しまなみ海道のコース中にはもう一つ、尾道大橋という橋が架かっているのですが、
いろいろ事情がありまして(後述します、行った人ならわかるよね!)、
自転車で渡れる橋はこれが最後になります。
アップダウンあって大変だったけど、あんなこんな橋を渡ってきて、
もう最後なんだ…と思うとちょっとしんみり。
また走りに来よう、と思った私なのでした(懲りてない)

橋を渡りきると、一気に坂を下って海岸沿いへ。

向島のチェックポイントは、立花臨海公園。

サイクリングロードから階段の横道があって「近道こっち」みたいな看板が出ていたのですが、
あーこれは徒歩の人専用だなぁと思ってその道の先を見ると、
なんと自転車を肩にかついで階段を降りている人が…!
そこまでする!?とその時は思いましたが、
自転車道を降りて海岸線を行くとかなり遠回りになるので、ちょっと納得。
まあ私は肩にかついで降りるとか絶対無理ですけどね、ママチャリだし…。
橋をすぐ上に見られる臨海公園でスタンプをもらって、ラストスパート!



天候だって味方してくれている!さあゆくぞ!!
