「ポスト3.11のマーケティング~企業は、消費者は、どう変わるか」を読んだ!
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「ポスト3.11のマーケティング~企業は、消費者は、どう変わるか」
をいただきました。ありがとうございます。
ここ最近モニター系はお休みしていたので(ケータイ会議除く)
ものすごく久しぶりのレビューです…。
タイトルを見てもわかるように、私の会社の仕事とは無縁の界隈のお話です。
でも、執筆されているのは著名な方々ばかり。
普段仕事でマーケティングに関わることがない私なので
読む前は「読んでも内容理解できなかったらどうしよう」とちらっと思ったのですが…
震災以降、いろんなメディアに起こった自粛ムードと復興への動き、
ソーシャルメディアの急激な成長や情報伝播におけるメリットとデメリットなど、
決して難しいものではなく、むしろ身近に感じられる内容でした。
私はマーケティング業界の人間ではないけれど、
個人的には今回の一件でソーシャルメディアにはかなりお世話になっていたし、
各メディアでも大きく取り上げられていたからかもしれません。
そういえば、石巻にボランティアに出向いたのも、ネット上の情報が頼りでした。
訪問前の情報収集、あれほど集中したことはなかったかも…
ネットが普及していない時代だったら、テレビやラジオの情報だけがすべてだったと思うし、
そうなればボランティアに行くなんてことも考えつかなかったに違いありません。
話がそれましたが、買占め行動やデマ伝播が引き起こされるまでの流れなどは
いろいろなメディアでも取り上げられているので、素人の私でもなんとなく理解できました。
さらに、震災後に各企業に求められた判断力、個々に問われるメディアリテラシーなど、
なんとなく理解していたつもりになっていた内容がきれいにまとめられていました。
中でも、広告業界の裏側の話はあまり目にしていなかったので、とても興味深かったです。
自粛ムードから復興ムードにたどり着くまで、中の人たちは大変だったんですね…。
現地の様子を知ること、個人ができることや会社として支援できることを見つけること、
膨大な情報量の中から正しい情報を見つけ出すこと。
混乱している状況での正しい判断は容易ではないことは想像できますが、
今回の一件から学べることはたくさんあるのでは、と改めて思いました。
このような天災はもう二度と起こってほしくありませんが、
「何かあった時に自分はどう動けるか」を考えるにはいい機会だと思いましたよ。
私はネット界隈ではせいぜいブログを書いたりするくらいしかできないし、
被災者やボランティアを支援するサービスを立ち上げたりする技術も持ち合わせていません。
じゃあネット越しには何もできないか?といえば、そうではありませんよね。
私がうーん、と思ったのは、各著者の方々が丁寧に説明してくれている内容も、
ところどころ内容がかぶってしまっていること。
読みだして始めの頃はふんふん、と思っていても、後半になるにつれ
「あ、この内容はさっきも書いてあったな」と思ってしまいます。
同じような内容でも著者の方々はそれぞれの言葉で語られているので、
逆に、わかりやすい方の文章を見て、後から「さっきのはこういうことか」という
気づきもあったりしました。
せっかくこれだけの人たちが集まっているのだから、別々のテーマを持って書いてくれたら
もっと一冊の中でも内容が広がったんじゃないかな、と思いました。
どちらかというとマーケティングとか広告業界とかIT業界とかWEB業界とか、
情報をコントロールする側の人向けの内容ではありますが、
私の感覚では、東京から出ずにいると震災に対する意識が
薄れていくような気がしてならなかったので、
あらためていろいろと考える良い機会になりました。
継続的支援という意味で、今後もいろいろ関わっていきたいです。

「ポスト3.11のマーケティング~企業は、消費者は、どう変わるか」
をいただきました。ありがとうございます。
- ポスト3.11のマーケティング 企業は、消費者は、どう変わるか?/横山隆治、山本直人ほか
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ここ最近モニター系はお休みしていたので(ケータイ会議除く)
ものすごく久しぶりのレビューです…。
タイトルを見てもわかるように、私の会社の仕事とは無縁の界隈のお話です。
でも、執筆されているのは著名な方々ばかり。
普段仕事でマーケティングに関わることがない私なので
読む前は「読んでも内容理解できなかったらどうしよう」とちらっと思ったのですが…
震災以降、いろんなメディアに起こった自粛ムードと復興への動き、
ソーシャルメディアの急激な成長や情報伝播におけるメリットとデメリットなど、
決して難しいものではなく、むしろ身近に感じられる内容でした。
私はマーケティング業界の人間ではないけれど、
個人的には今回の一件でソーシャルメディアにはかなりお世話になっていたし、
各メディアでも大きく取り上げられていたからかもしれません。
そういえば、石巻にボランティアに出向いたのも、ネット上の情報が頼りでした。
訪問前の情報収集、あれほど集中したことはなかったかも…
ネットが普及していない時代だったら、テレビやラジオの情報だけがすべてだったと思うし、
そうなればボランティアに行くなんてことも考えつかなかったに違いありません。
話がそれましたが、買占め行動やデマ伝播が引き起こされるまでの流れなどは
いろいろなメディアでも取り上げられているので、素人の私でもなんとなく理解できました。
さらに、震災後に各企業に求められた判断力、個々に問われるメディアリテラシーなど、
なんとなく理解していたつもりになっていた内容がきれいにまとめられていました。
中でも、広告業界の裏側の話はあまり目にしていなかったので、とても興味深かったです。
自粛ムードから復興ムードにたどり着くまで、中の人たちは大変だったんですね…。
現地の様子を知ること、個人ができることや会社として支援できることを見つけること、
膨大な情報量の中から正しい情報を見つけ出すこと。
混乱している状況での正しい判断は容易ではないことは想像できますが、
今回の一件から学べることはたくさんあるのでは、と改めて思いました。
このような天災はもう二度と起こってほしくありませんが、
「何かあった時に自分はどう動けるか」を考えるにはいい機会だと思いましたよ。
私はネット界隈ではせいぜいブログを書いたりするくらいしかできないし、
被災者やボランティアを支援するサービスを立ち上げたりする技術も持ち合わせていません。
じゃあネット越しには何もできないか?といえば、そうではありませんよね。
私がうーん、と思ったのは、各著者の方々が丁寧に説明してくれている内容も、
ところどころ内容がかぶってしまっていること。
読みだして始めの頃はふんふん、と思っていても、後半になるにつれ
「あ、この内容はさっきも書いてあったな」と思ってしまいます。
同じような内容でも著者の方々はそれぞれの言葉で語られているので、
逆に、わかりやすい方の文章を見て、後から「さっきのはこういうことか」という
気づきもあったりしました。
せっかくこれだけの人たちが集まっているのだから、別々のテーマを持って書いてくれたら
もっと一冊の中でも内容が広がったんじゃないかな、と思いました。
どちらかというとマーケティングとか広告業界とかIT業界とかWEB業界とか、
情報をコントロールする側の人向けの内容ではありますが、
私の感覚では、東京から出ずにいると震災に対する意識が
薄れていくような気がしてならなかったので、
あらためていろいろと考える良い機会になりました。
継続的支援という意味で、今後もいろいろ関わっていきたいです。

