かぜっぴきライフ・2 | 未来色スケッチ

かぜっぴきライフ・2

かぜっぴき日記その2です。


会社に行く前に地元の病院に寄ってみたら、すごい混雑。
いつまで経っても名前を呼ばれないなーと思ったら、
苗字を読み間違いされていたらしく。。。
「すいませんね。本当にすいません」と先生に謝られた。
謝らなくてもいいから早く薬ください(苦笑)


一通り症状を話して、前回もらった処方箋の一覧も見せて
痛みがつらいこと、夜何度も目が覚めて眠れないこと、

咳がつらいことを話して、とりあえず喉の状況を診てもらった。


「うーん、そんなに腫れてないですねぇ」
こんなに飲み込みづらいのにそりゃないだろう!と思ったけど、
確かに昨日よりは腫れがおさまってる感じ。
ほっとけば治りそうな気配はしてきてるけど、
来週は仕事もプライベートも予定が立て込んでるので
一日も早く治したい!というのが本音である。

普段から毎日処方せんを飲んでる身だと、
どうしても市販薬は効きにくい気がする。
風邪薬一瓶(ODじゃないよ。常用量で)飲みきったって効果ナシ、
なんてことがザラにあるので、ヤバイと思ったらすぐ病院。
こじらせて長引くと厄介なので、これは仕方がない。


喉を痛めた時の鉄則がある。
・冷たいものはいっさい飲まない
・大声を出さない(当たり前)
・マスクを欠かさない
・ビタミンをしっかり摂る(処方せんでももらってるけど)
・喉を冷やさない(あたしはホッカイロ貼ってます)
・たっぷり寝る
が通説。あたしは不眠持ちであるがゆえに、この最後の「寝る」が
なかなか実行できないのが非常につらいところです。
そうはいっても、今回の風邪で毎日6時間は寝るように

したんだけどなぁ。アメブロとか覗いてたらすぐ遅くなる↓


毎日飲んでたロキソニンも、大丈夫かとちょっと心配になる。
ロキソニンは強めの鎮痛剤で効きも早いけど、
先生いわく「どうしてもつらい時だけ2錠にして。基本は1錠。
飲む間隔も6時間はあけないと胃に負担がかかるから」とのこと。
胃薬ムコスタも飲んでるとはいえ、ここ5日くらいは
ロキソニンが切れたら飲んで…をずっと繰り返してきた。
そろそろ抗生物質くらいもらってもいいだろう、と思って先生を見る。


「2週間も扁桃腺腫れてるんじゃつらいですね。
 緑膿菌の検査だけさせてもらっていいですか?」
なんでもいいから薬をくれ、と思いながら、とりあえず検査をしてもらう。
病院のお姉さんが持ってきたものを見て愕然とするあたし。


あの、巨大綿棒である。
耳鼻科とかでおなじみの、恐るべし道具。
「ちょっと喉の粘膜触るだけで終わりますから~」
優しい口調ではあるが、あたしにとっては悪魔の警告である。
「こ、これ…おえってなりますよね」
「ちょっとなるかもしれませんけど、がんばってください!

 一瞬ですから!」
注射は我慢できるけど(←けっこう注射好き)、コイツは嫌いだ。


あたし、自慢じゃないけど反射が強いんですよ。
反射神経は鈍いんだけど(←誰も聞いてない^^;)
嘔吐反射だけはそのへんの人には負けない自信があるくらいです。
歯医者でも奥歯やる時に「うえええっ」ってなったりするタイプ。
耳鼻科に行くのが怖いのも、この巨大綿棒で消毒される瞬間を

思い出すからである。。ああ思い出したくもない。


そうはいっても「やっぱり検査いいです」とは言えず、
ここはオトナなんだから我慢しなくては、と自分に言い聞かせて。
「あーって言ってみてくださーい」
「あ゛~」
「はい、終わりでーす」
え?
マジで?
本当にこすったのか?ってくらい一瞬すぎて、
嘔吐反射が起きるヒマもなかった。助かったー!!
ありがとうお姉さん。あんたいい人だ(笑)


10分くらいして、また呼ばれる。
「陰性でしたよ」
茶髪でちょっと胡散臭い感じもする先生だけど、陰性ならまあよかった。
緑膿菌が喉から出たらちょっとブルーだもんな。


「花粉症の可能性は?」
「…な、ないと思います
本当は「あると思います」と天津木村ばりに吟じたかったけど、
血液検査が面倒でまた逃れようとするあたし。
この鼻水ズルズルっぷりはたぶんデビューだと思うが…
そこは黙っとこう。


カルテの画面の薬一覧を見ながら
「ダメな薬とかあります?」
「効く効かないはありますけど、たいてい大丈夫です」
答えながら電子カルテの画面を凝視するあたしに気がついたのか、
先生が薬の名前を足したり引いたりして様子を見る。
本当はあたしから「この症状だったら○○と○○がほしいです」と

言ってもいいくらい出してほしい薬(なんじゃそりゃ)は決まってるんだけど、
それを言うと「素人黙っとけ」って言われかねないからね。
「それはちょっと」って薬を足された時は眉をしかめ、
「それそれ!」って時はうんうんと頷く。
まさに無言の駆け引き。


うあー長い。もうちょっと続きます。