素直に言えない
相当出遅れな話題ですが、日曜日は父の日でしたね。
皆さんはお父さんに何かしましたか?
今ウチはお父さん不在(親戚事情を片付けに帰省中)でごくごくフツーに過ごしました。
ゴールデンウィーク明けぐらいからずっといないんだけど、あたしもお母さんもここぞとばかりに羽根をのばしてるます。お父さんごめん。
でもお父さんが家にいるとお母さんも私もすごくストレスがたまるから、本当に今は天国。
電気代も食費もがんがん節約できるし♪
お父さんが家を出て行ってから(こういう書き方すると家出してるみたいだ…)、あたしの方からは一度たりとも電話もメールもしてません。
正直あまり東京に戻ってきて欲しくないし、願わくばずーっとおばあちゃんのところにいればいいのに(おばあちゃん一人暮らしで危ないから)とも思うんですけど。
ドコモの家族内通話が始まってからはたまに電話かかってきたりするけど(メールは打ち方もよくわからないみたいなので年に数回くるかこないか)、絶対に長電話しないし、あたしも早く電話切りたくてぶっきらぼう。
あたしの家族はお父さんとお母さん、あたしは兄弟もいないので3人家族。
3人ぽっきりしかいないのに、家庭内はまっぷたつ。女性VS男性の対図が色濃くて、ケンカする時も必ずまっぷたつ(お母さんVSあたしの場合はお父さん出る幕なし)。
夫婦仲もすごく悪くて、実際に離婚届を何度か目にしました。提出はしなかったけど…
お父さんとお母さんだって仲良くなかったのに結婚したわけじゃないと思う。
あたしが中学校入ったあたりからお父さんのうつ病が出始めたのがきっかけだった気がする。以来お父さんの性格がすっかり変わってしまって、そのうち拍車がかかって躁うつ病になって、あたしもお母さんも手を焼いた。
お母さんが離婚を踏みとどまったのは「この人を一人にしたら(お父さんが)生きていけなくなる」と思ったからだといつしか聞かされた。
躁うつ病のお父さんに振り回されて、あたしもお母さんも疲れきってしまっていました。
あたし自身も鬱っぽくなったりした。
我が家にネコがいなかったら、間違いなく家庭崩壊していたと思う。
でも、あたしもお父さんを見捨てることはできなかった。だって、どんな人であっても、あたしのお父さんは世界にただ一人だけだから。
反抗期とかではないけど、正直言って今でもお父さんが大嫌いです。好きだなって思える瞬間がないし、一緒にいてもストレスがたまるだけ。意見もいつも対立するし、頑固で人の話も聞かない。
大っ嫌いだけど、あたしの「お父さん」であることはこの先も変わりないわけで。
躁うつ病もまだ完治していないのに病院通いをやめてしまったので、今でもたまに躁鬱激しいときがあります。
「躁出てるな」とか「落ちてるな」って気がつくとお母さんはあまり触れないようにするし、あたしはひたすら観察。
あたしが「やっぱり心理学いこう」って思ったのは、自分で興味もあったしこの先必要とされる分野だろうと思ったからっていうのもあるけど、お父さんのことを少しでも理解してあげたいという気持ちもあったからなんです。
心理学を学ぶことでお父さんを少しでも認めてあげることができたら、娘としてもちょっぴり親孝行できるかな、と思ったから。
未だにお父さんに大しては素直になれなくて、いつも罵声を浴びせてばかりいます。
母の日もお母さんにはプレゼント用意したくせに、お父さんにはメールひとつもなし。ヒドいなって自分でも思うけど、まだまだお父さんをお父さんと認められてない証拠なのかもしれないな。ごめんね、お父さん。
実家に暮らしている以上、当然ながら親からも経済的な援助を受けてるわけで、それに対してや育ててくれたことに対しては「ありがとう」と言わなくちゃいけないけど、それ以上にもっともっと深い「ありがとう」が言えるその日まで、あきらめずに勉強をがんばります!