アナタにとっての洋食屋とは? | 道楽街道真っしぐら

アナタにとっての洋食屋とは?

僕にとっての洋食屋はポンムしかありません。

新潟には様々な洋食屋がありますが、この店を知っておけば

事足ります。欲を言うとグラタンとかドリア系が欲しいところ(笑)

まぁ、それらがなくても十分なのですが・・・


今年一発目のポンムでは、寒ブリがありましたのでいただきました。
洋食屋で寒ブリを使うなんて思っても見ませんでした。
フレンチでも見かけないのでは?オードブルのサラダとか、イタリアンの
カルパッチョとかならわかりますが、メインですからねぇ~

ここのマスターは何をしでかすかわかりません!


そして今回行った時には、またフレンチでは良く使われる食材を
見せてくれました。



これでなんだかわかりますか?



ウズラです。ウズラなんです・・・ウズラ!?



洋食屋ですよ?ライスとともに食べるようなお店ですよ?
ハンバーグとかフライとかポークソテーとかがあるような洋食屋ですよ!?

その洋食屋がウズラを提供するとは・・・
僕が通い始めたのはオープンしてそこまで経ってない時期なのですが
その時はウズラや先にお話しましたブリなんてのは出ていませんでした。

こんなに行く度に進化するお店はなかなかないんじゃないでしょうか?
しかも、基本ができているのでまず失敗がない!


ただ・・・

食べたことのない人や、外食をあまりしない人にはこのウズラはかなりの
冒険メニューだと思います。

しかし、ウズラのクセは全くの皆無と言ってよいほど
ありません。普通の鶏肉感覚で食せます。


でも、いろんなのを食う僕が言うことなので、クセがないといっても
保障は出来ません(笑)



このウズラはファルスと言って、ウズラの中に様々な食材を詰め込んでおります。
中身は食べてみてのお楽しみかな?



かなりジューシーで、食べ応え抜群!
ウズラのサイズも小さいのでけっこう軽くペロッとイケます!

この日のソースは、マデラ酒ソースです。

僕はこのマデラ酒に弱い!
甘めなのですが、深いコクを生み出してくれます。
と、言うより油との相性が良いのだと思います。だからコクが生まれるのだと
思います。


もちろん僕はライスを頼んだのですが
いつもパンも頼んだりするもします。しかし、今回出してくれたパンは
いつものよりも一味も二味も違いました。






いつもと違って薄く、見た目がハード系のもので、いわゆるカンパーニュ
なのかなと思いましたが、話を聞くと違った様子です。
食べた食感はもっちりと。後味は酸味が前に出るような感覚。

その酸味が、ライ麦パンのような風味を出すのですが
話しを聞くと、酸味の原因は全く違った物だと言うことがわかりました。

しかし、このパンを作るのはあとわずか。
酸味の原因である食材がもう少しで入手できなくなるとのことなので
お気をつけて!



さて、ここでワタクシナリノ講釈をひとつ。


このパンのように、ハード系のパン。ライ麦を使用したパンのように
酸味を感じられて、なお且つボソボソの食感のパンについてですが
われわれ日本人にはあまり馴染みのないパンです。

大体日本人は、パンと言ったら

・食パン
・フランスパン
・惣菜パン
・菓子パン

などが挙げられ、どれも単独で食べられる、もしくはマーガリンや

ジャムなどをつけて食べるのと分けられると思います。

ですからハード系のパンを単独で食べると言う文化ではありませんし
そういったパンを料理と一緒に食べるということをしないとおもいます。

フレンチですら、いまだにフランスパンを提供するところがあります。
それが悪いわけではありませんが、先に挙げたハード系のパンは
あちらの国では食事パンとして食べるんですよね~

ようは料理とともに食べるパンなのです。
日本人で言うごはんですね。

今回のウズラのファルスと、このハード系のパンの相性は
フランスパンとは比べ物にならないくらい抜群です!

と、言うのも味はさることながら食感にまでそう感じます。

まず、単独で食すと酸味を感じるわけですが、このソースをつけることによって
蜂蜜とバターをあわせたような濃密な甘さとコクが生まれました!

正直食べた本人でさえも意味がわからない!
なぜそうなるのか?そう感じるのか?
この瞬間を味わったときほど、食事の楽しさ!料理の深さ!食べ合わせの不思議を
感じたことはありません!

そして、食感のほうですがフランスパンなどの外側がパリパリしている
パンほど、食べにくいったらありゃしないと思いました。
おかずのお供として食べるパンの歯ごたえが良すぎるとそのパンを
食べるのが、わずらわしいとさえ感じてしまいます。


僕だけかもしれません。


しかし、もし、あなたが洋食とあわせるパンに困ったことがあったら
ポンムへ行けば解決するでしょう(笑)

それか、ドゥフィーユに行ってみるのも手かもしれません