人体実験
自らの体を使って・・・・
身を削って・・・・
このブログを読んでいる貴殿、淑女のお役に立てるのであれば
僕のこの体を実験台にしてさしあげましょう・・・・
と、なにやら怪しい事をしでかすのではないかと思うかもしれませんが
すべては前の記事の内容と繋がっております(笑)
さて、今回の実験に使用する物は?

丸山コーヒーで購入した豆。
「コロンビア・エル・ディアマンテ」
カップ・オブ・エクセレンス3位入賞豆です。
しかも!この豆は国際審査員の平均点が90点以上のロットのみに与えられる
「プレジデンシャルアワード」という称号を獲得した豆です。
カップ・オブ・エクセレンスに入賞をしていても、平均点が90点以上でないのならば
獲得できない称号ですので、プレジデンシャルアワードを獲得するところがない場合も
以前はあったようです。
何がなんだかわからないかもしれませんが、とにかくすごいんですよ!
ブルマンがすべてだと言い切る人にはお薦めしませんが、僕のような
貪欲に美味いものを知りたいという人は、丸山珈琲というところでの
購入をお薦めいたします。
そして、丸山珈琲以外の場所でもレベルの高い豆である
スペシャルティコーヒーを飲みたいという方は
新潟は十日町にあります
「ミールクラフト」というお店もお薦めいたします。
話は脱線しましたが、このコーヒーを僕は
フレンチプレスという方法で淹れます。
ペーパードリップ、ネルドリップ、サイフォン、パーコレーターなど等
さまざまな方法がありますが、僕は断然!フレンチプレスにこだわります。
フレンチプレスで淹れている様子はこちらです。

この道具がなくても、おうちに急須がある方なら
同じような感じで淹れられます。
気になる方がいらっしゃればいつでもお話させてもらいますよ~
さて、このコロンビアの豆で飲む器はこちらです!

庵地焼トリオ
今回の人体実験の表題といたしましては・・・
「器によってどのような味の変化が得られるか?」
と、でもしましょう。
ってか、たかがコーヒーを飲むだけなのにやりすぎだろ!
って、よく言われます(笑)
だからある意味マニアックなんですよね~(笑)

ちゃんと証拠として淹れた写真も撮りますよ~
まず、この豆の品評会レベルの特徴としましては
「アメリカンチェリー、アプリコット、ピーチの風味。
きめ細かく繊細な舌触り。」
だそうです。
まずは一番左のカップから。
このカップは

ご覧のとおりうつぼ型のシェイプ。
飲み口は薄く、しゅっとしたタイプです。
ですから、コーヒー自体の香味と酸が綺麗に現れます。
口当たりはスーッと入り込んでこの豆の持つ酸を感じます。
僕にはそのすっきりとした酸が、グレープフルーツのような印象を受けました。
そして、口腔内に広がる香りがお花畑のイメージがあります。
コクよりもシャープな味わい。
アフターテイストもさっぱりな感じです。あっさりめなコーヒーという感じです。
そんな印象なのにも関わらず、舌触りがきめ細かい!
このきめ細かいという表現は、滑らかとはまた違うんです。
ザラつきとはまた違います。きめ細かいのです。
さて次です。
こちらは昨日購入したばかりのカップ。

このカップはさっきとは真逆なんです。
まず、香りが薄い。
やはり飲み口が広がっている分若干香りが弱く感じます。
ただし、この豆のような華やかな印象が強い豆ではそのように感じますが
ボディの強い・・・力強い印象の豆ではその重厚な香りを堪能できるでしょう。
さて、飲み口ですが、先ほどのカップよりもブ厚く口をつけた質感が
とにかく丸いんです。柔らかい!
まるで、キスをする時に相手の唇を挟み込むような感じ。
唇のようにグニャッと潰れはしませんが口をつけた瞬間そう感じました。

この丸さがそう感じさせます。
ですから、口当たりはとにかくまろやか。
表現はおかしいと思いますが、舌当たりがトロンとしています。
舌に乗っかるような感じです。
そして、酸が隠れて下の上で広がっていく感じがします。
先ほどのカップではほとんど感じ取れなかったコクを若干感じることができます。
そして、アフターテイストに華やかな香りを残して消えていきます。
舌触りがきめ細かかったのが、この器ですと滑らかな舌触りになります。
先ほどのカップと比べると味わい方の順番が逆になっている感じがしました。

最後はぐい呑みでいただいてみました。
このぐい呑みの飲み口は・・・

わりかし肉厚ですが、2番目のカップと比べたら薄くなります。
このぐい呑みで飲むと、どちらかといえば2番目のカップに近いものが
あるのですが、先ほどのカップたちには現れなかったものが現れます。
それは、甘みです。
豆が持っている甘みを最大限に引き出すことができたのが
このぐい呑みです。
アメリカンチェリー、アプリコット、ピーチとどの表現にも共通するのが
「酸を伴った甘み」
だと思うのですが、このぐい呑みで飲むと
酸がなくなった甘みに変わります。
そして、口当たりがまろ~やかなので、その甘みが
蜜のような甘さに感じます。
もっと違う風に例えるならば、玉露を飲んだような甘さです。
なんとなくお分かりになるでしょうか?
今、僕の手元にはこの豆を入れて4種類の豆があります。
すべてが違う産地で、国名で言うならば
コロンビア、コスタリカ、ニカラグア、ケニアです。
今回のように3種類の器で飲み比べをすれば
なんと!12通りの味わい方を愉しむことができます。
それは、その日の体調や気分、食べ合わせなどによって
変えることが出来ます。
今回のコロンビアの場合ですと、口の中をさっぱりさせたいのであれば
最初のカップが良いでしょう。
リラックスをしたいときならばぐい呑みが良いかもしれません。
イチゴのショートケーキならばしっかりとした体躯のカップ。
最初のうつぼ型のカップですと、生クリームには相性が良いでしょうが
イチゴと合わさると酸がきつく前に出てしまうかもしれません。
しかし、同じ果物でも、柑橘系の甘みがしっかりと前面に出ている
物であればうつぼ型のカップでも大丈夫でしょう。
このようにいろんなバリエーションがあり、それはいわば
無限の広がりを見せてくれます。
以上で、今回の過酷な人体実験は終了いたします(笑)
過酷でしたが、体を壊すわけでもなく、心と体を満たした
とても有意義な実験でしたことをご報告いたします(笑)