ピーター・メイル
今回はまた本の紹介です。
前回紹介した「南仏プロヴァンスの12ヶ月」の著者、ピーター・メイル氏にはほかにもプロヴァンスに関する本を何冊も手がけております。
「南仏プロヴァンスの木陰から」や「南仏プロヴァンスの昼下がり」と、「~12ヶ月」の続編もあります。
もちろんそちらも制覇しました![]()
今回紹介しますのは、この3種類と少しだけ志向を変えたこちらです![]()
題名は「どうぞ、召し上がれ!」です。
内容はもちろんプロヴァンスです(笑)こちらの内容は、題名からも察することができると思いますがすべて食べ物に関する内容になってます。
食べ物についての内容ですが、ただの料理ブックではありません。
フランスには様々な土地で、飲食の祭典があり、その各々の取材模様を書かれています。「美味いものを食べること」の情熱を感じることができる本です。
ドリュフ、蛙、チキン、チーズ、カタツムリ、ワインの祭典から、フランスミシュランの在り方も書かれています。ミシュランについて興味ある方にもオススメできると思います。日本のミシュランとの違いもわかるでしょう。
僕のブログを見ている、ワイン好きのあの人にも読んでもらいたいな~と、思います(笑)
日本とフランスの食文化の違いを感じるのは当たり前ですが、それ以前に「食べることの大切さ」というものを、ピーター・メイル氏の著書を読むと我々日本人は忘れているように感じます。
現代の日本人は「安いもの」に重点を置きすぎている風に感じます。フレッシュな話題では今、牛丼業界の値下げ競争が激しいですよね?ユーザーからしてみたら安いのはうれしいでしょう。
しかし、あの値段でいくらの儲けがあるか考えたこと、皆さんありますか?安さばかりが際立ちますが、その裏では莫大な赤字があることはニュースを見てもわかるでしょう。食べれば食べるほど赤字が増える・・・
なんか政治の世界にも似たようなことが当てはまりますよね。
もし、赤字が増え続けたらどうなりますか?潰れてしまいますよね?潰れたとしたら、もう食べられなくなりますよね?安けりゃいいもんでもないってのは、なくなってから気づけばよいのでしょうか?
コレって牛丼業界やほかの外食業界に限らず、様々な分野にも当てはまるように思いませんか?今はどの分野でも潰しあいのようなやり方の経営が目立ちませんか?どの業界でも一人勝ちしたいのでしょうか?雇用の不安定や低賃金の原因が一向に減らないのもわかる気がします。
すべてとは言いませんが、もう少し共存の精神で世の中が進んでくれないものかと思う今日この頃です・・・
話がかなり暗くなりましたが、この本の中でとても感動した言葉があるので、それで締めくくりたいと思います。
「食事はあくまでも楽しみでなくてはならない。テーブルを支配するのは喜びである。」
では、後ほど![]()
