怒りに震える | 道楽街道真っしぐら

怒りに震える

本当はネットでこんなことを書くことはイヤなのですが・・・あまりにも怒りで震えが止まらないので書いてみます。


なお、写真や店名は伏せておきます。一応ネット上の最低限のマナーは守るつもりです。


今日、久しぶりにあるラーメン屋に行きました。そこは、オープン当時から好きな店で、今も人気店です。


しかし今日、生まれてはじめてラーメンを残すと言う行為をしてしまった。はっきり言ってマズかったのです。好きな店なのに何故?と言う声もあるかもしれません。では何故か?


オープン当時の店長はいなく、その後に長くいた店長の姿もなく、そこにいたのは見た目が二十歳そこそこの男性。正直見た目では不安があるものの、お店を任されている。いわば大黒柱を任されているくらいなのだから仕事は間違いないのだろうと考えた。


しかし、よく観察していると動きはまるで素人に毛が生えた程度。大丈夫だろうか?不安を感じながらじっと彼の仕事を見ていた。


その店はメニューがいくつかあり、僕はその中でもあっさりめなラーメンを選んだ。以前は煮干を効かせたスープが特徴で、普通に美味しかった印象がある。


スープは小鍋に移して暖めてるスタイル。けっこう強火で暖めてるのがわかる。


彼が一生懸命、、麺の軽量をしているさなかも強火で暖めているのがわかった。麺との格闘を終え、鍋の様子を確認しながら一生懸命麺をほぐしている。そこまでほぐす必要があるのかというほど。


ここでカウンターからでもわかるくらいの出来事が起きた!


それは鍋が沸騰している音と湯気。俗に言う沸かしたと言うことだ。この手のスープを沸かしてしまうと言うことは、料理を知っている人や、僕のようにちっとばかり雑学的なことを知っている人ならお分かりだと思う。


出てきたラーメンのスープを一口すすってみる・・・やっぱり、不安的中・・・プラスαだった。


煮干のせいで少しエグイと言うのは何回か経験しているが、明らかに、誰が味わっても100人中100人が苦いを通り越して「苦すぎる」と感じるほどの味だった。


思わず舌を出して「ウ、ウェ~」としたくなった。箸が進まない・・・それでも黙っても650円くらい消えてしまう。仕方なく食べるしかなかった。麺をすするたびに、あの苦すぎるスープが容赦なく入ってくるがそのうち舌が麻痺して苦味を感じなくなってきた。


トッピングも美味さを感じれなかった。ちゃーしゅうは味はなく、わかるのは豚臭さだけ。柔らかいが豚臭いので、うまい要素はなし。メンマは肉厚で、どこかの店のようなスタイルだが、硬い。青菜は、野沢菜のような感じがした。苦味のある野菜なことは確かだが、スープが苦すぎるので、余計嫌気がさす。極めつけは薬味のネギ。この時期なのに臭いし苦い。


完食を試みたが、口が拒絶してしまい断念。ショックよりも怒りで震えが止まらなかった。金をドブに捨てると言うのはこのことだ。


こんな食べ物で金をいただこうなんて、お客をナメているとしか言い切れないと僕は思う。もちろんプライベートではこの店には二度と行かないし、人にも勧めない。


正直潰れてしまえとも思った。一回痛い思いをしなければわからないだろう・・・


僕の友人に、某有名ラーメングループに勤めているのがいます。


先日その友人と話しをしたときにこんな話しがありました。そこの店長は年々実力が上がり、今は幹部として数店舗任されているそうです。


今の時代、個人経営の店でない限り、一人の人間がその味を守り確実な料理をするというのは少なくなってきました。


僕の中では、その味を作り出した人間以外の人間が同じことをしても、作り出した人間と同じものを作ることは不可能だと思います。いくら努力をしても近い味が作れたとしてもその味を生み出したものにはかなわないと考えます。


それが今の時代は、どんな若くても年をとってもすぐにお店を任せられるような経営スタイルが増えすぎのように感じます。簡単に言えば、自分の家を、他人に留守番をさせるようなものではないでしょうか?恐ろしいことだと思います。


我々ユーザーは、何を求めにその店に足を運ぶのでしょうか?その味を生み出した人が作る料理人の技と情熱とその料理に対する思いを食べに行くのではないでしょうか?


それともその味を生み出した人じゃない人がそれっぽく作った、お金を稼ぎに仕事として作った、プライドも情熱もない、一人前にお金を頂戴する「料理」ともいえないものを食べに行くのか?


あなたはどちらですか?


それは、ラーメンだから、チェーン店だから、フランチャイズだから許されることなのですか?高級日本料亭、イタリアン、フレンチ、ホテルに入っている高級中華料理だと許されないのでしょうか?


それとも値段ですか?いくらまでなら許せるとかいくらからだと許せないとか?


僕はチェーン店やフランチャイズが悪いとは思っていません。それらがあるから雇用の部分が潤うし、活性化する。そこらへんの店よりも、社員教育が徹底しているから接客は良いと思います。

それに、商品化するまでに徹底した研究や試作品を何回も試し、合格してからお客さんに提供することも中途半端に組織化したとこよりも良いと思います。



ホントに最近は、料理をナメてる料理人と呼べなくなっている方が増えていると思います。ラーメン以外では、イタリアンもそうじゃないのかとも思います。愚痴ってばっかなのもイヤなのでここらへんでやめますが、このブログを読んでる方に、最近の勘違いイタリアン語録をお教えします。


「リストランテ&カフェ」、「リストランテ&バー」、「イタリアンカフェ」などと店名の上に書かれているところは、怪しんだほうが良いでしょう。東京ではまず成功しないでしょう。


イタリアンの呼び名であるのは、「リストランテ」「トラットリア」「タヴェルナ」「オステリア」などです。今は、イタリアではこのような感じで分けるのは減ってきているようですが、僕の友人でイタリア料理のシェフがいるのですが、前者のような呼び名は、まともなイタリア料理をしている人から見ると、明らかな勘違いだそう。


最近出てきた「米粉のパスタ」にかんしては、パスタではありません。


さてみなさん、我々も食についてもう少し勉強しましょう。メディアに踊らされないよう知識を高めましょう。次はきちんとした内容をお届けします。