香りと食感
最近できたお店なのに、すでにその場所になじんでいるお店ってけっこうありません?
今回紹介するお店はそんなとこです。
西区にあります、「萬福食堂」を紹介します。
ランチに行ったのですが、前にテレビで紹介されたらしく結構込んでいました。
テーブル席のほかに子上がりもあります。
中華食堂って感じの雰囲気ですが、メニューは高めの中華料理店でも出すような食材を使用した料理も多く、決して侮れません。初めて耳にするようなメニューが結構あって僕はそそられました。
日替わり定食が3種類あります。そのほかにも麺類やご飯類も豊富です。四川や広東料理と言った風にとらわれず、幅広くあります。
とても気になるメニューがありましたので、先にそちらを注文しました。
何だかわかります?
料理名は「鳥足の黒豆蒸し」。豆鼓(とうち)蒸しとも言うそうです
鳥足と言っても、モモの部分ではありません。地面につけているあの3本の足です。
正直あの部分を食べれるなんて知りませんでした。あんな骨しかなさそうな部分に食べれるとこなんてあるんかいな?って感じです。
実はとても柔らかく、コラーゲン豊富だそうで、プルップルです。しかし、場所が場所なので、骨が多いです。が、かなり柔らかく調理されているので、骨まで食べられます。カルシウム不足の人は食べたほうが良いでしょう。
甘めの味付けですが、豆鼓のおかげで、味に奥行きがあり、酸味を伴った香りがなんとも食欲を増します。ぜんさいとして、酒のつまみとして最適でしょう。
こちらの写真は、日替わり定食の「塩味海鮮あんかけ焼きそばXO醤と半チャーハン」です。
まず、どの料理を口にしても驚きなのが、しょっぱくないです。塩焼きそばのあんかけもしょっぱくないので、具材の味がはっきりわかります。具材が大きいのがうれしいです。
焼そばは、表面がパリッとしていて、中が柔らかいので食感は抜群です。
そしてこのチャーハンがまた僕好み![]()
ご飯の水分が多かったり、油が多かったりしてベチョベチョになるようなチャーハンではなくて、理想のパラッとしたチャーハンでした。
こちらは、「坦々麺と半チャーハン」です。
この坦々麺は、どこの坦々麺よりも辛くないと思います。けど、どこにでもあるような坦々麺ではありません。白ゴマベースのスープですが、優しく上品なクリーミーさがあります。ゴマゴマした香りではなく、あくまで上品な香りです。
刻みねぎの下には肉味噌があるのですが、それを溶かせばたいていはそれまでの優しい味が、攻撃的な荒々しい味に変わるはずなのに・・・
それでも上品な味です。「すっぱい・しょっぱい・辛い」よりも「上品なクリーミーさ」が似合います。
そして突筆すべき点が、この肉味噌です。このなかに細かく砕いた胡桃が入っているのです
その胡桃のおかげで、ひき肉の柔らかい感触にコリコリした感触が加わってすばらしいハーモニーを生んでくれます。
そのときの鼻から抜ける香りも最高です。
今回食べた料理だけでクオリティの高さが伺えました。いっぱい気になるメニューがありますので、次回も楽しみです。
香の物としてザーサイが入っています。僕はザーサイが好きではありませんが、こちらのザーサイはシャキシャキと歯ごたえがよく水臭くないので美味しかったです。


