料理センスを感じる一杯!
燕市にある、「酒麺亭 潤」というお店を知ってますでしょうか?
こちらのお店は、潤グループの基礎となるお店です。
こちらでは、去年の何月からだったか忘れましたが、限定数のあるラーメンを提供しています。
説明の前に画像を見ていただきましょう。
このような見た目のラーメンはまずお目にかかれないのではないでしょうか?
このラーメンの名前は、「和伊バン味噌ラーメン」と、言います。
このネーミングは、アイバンラーメンというところからきているそうです。
パッと見では想像のつかない味ですよね?保守的な人ならば見た目でアウトでしょう。
なにせにラーメンにトマト、アスパラ、パプリカと、ラーメンのトッピングでは見たことのない食材ばかりです。
では、このラーメンを説明いたしましょう。
スープはとんこつと白味噌の組み合わせです。一見パッとしなそうな感じがします。
そこに、豆乳を加えてあるので、とろみがついてとてもクリーミーなスープになっております。
とんこつの風味を残しつつ、豆乳独特のにおいがないのでとても飲みやすいです。
そして何よりも、味噌っぽさが最初にあまり感じませんでしたが、徐々にその頭角を現してきます。
赤いソースですが、海老醤といったほうが良いでしょうか?
この海老ソースが、少しモヤっとして後半飽きてしまいそうな味にパンチを与えてくれます。
麺は、意外とスープを絡まない感じがしますが、徐々にスープを纏う感じがしてきます。
海老ソースも一緒に絡めればよいでしょう。
そして、このラーメンの主役とも言えるトッピングのトマト、パプリカ、にんにく、たまねぎは、低温調理されております。この低温調理がポイントです。
低温調理をすることによって、遠赤外線の効果で、旨味を逃がさず素材の中に濃縮させるので、噛んだ時にくる旨味がハンパありません!
突筆すべきは、やはりトマトです。トマトの場合、種類にもよりますが、甘味と酸味を濃く濃縮させます。
かんだ瞬間、トマトの持つパワーに誰もが驚くことでしょう。
口の中で、甘味と酸味を多く含んだエキスが「ジュワッ」と溢れます。
一口目はそのままの旨味を、次からは必ずスープと合わせてください。トマトのパワーとスープの複雑さが合わさることのマリアージュを楽しむことができます。
ほかも低温ローストして美味しいのですが、トマトには勝てませんね。
アスパラはグリルしてあるのでさっぱりと口直しに良いでしょう。
見た目はもちろん、スープの複雑さ、トッピングのチョイスと調理方法、それぞれの食材の組み合わせによって変わる味の変化。それを「ラーメン」として完成させること。
この一杯から感じ取れるのは、腕はもちろんですが、センスがないと無理でしょう。そして、ラーメンしか知らない人には作れないのではないかと思ってしまいます。
これだから料理って面白いな。食べることが楽しいな。
と、しみじみ思う僕です。
