ある日、ぼくが秋葉原を通りかかったとき


ある女性に目を奪われたのだった



そのまだ20代だと思われる女性は


人通りがけっこうある駅前で



リンゴをまるかじり



していたのだった



おもわず


何リンゴを召し上がっているのですか


と尋ねそうになるくらいの


爽快さがあった


それとともに


ある一種の違和感を感じて


その場を去ったのであった・・・



そんな出来事があってから


1ヶ月ほどたったある日



今度は人通りの少ない通りを


朝早く


あるOLさんが歩いていた


ぼくが追い越すときに


ちらっと目をやると


その女性もやはり



リンゴをまるかじり



していたのだった



そのときに気づいた


以前いだいた違和感を・・・


そう



リンゴは朝食べるほうが絵になるのだ