日本歯科医師会では、インフルエンザなどのウイルス感染症の予防について、歯みがきが有効であると発信しています。
歯周病菌は、ウイルスによる粘膜への侵入を手伝う酵素を出すといわれているからです。
そのために、普段から口腔内を清潔にし、細菌をできるだけ減らすことが大切です。
また、唾液の中には、天然の抗菌成分が含まれ、細菌の繁殖を防ぐ働きをもっています。
唾液を多く分泌することで、様々な細菌感染から体を守ってくれているのです。
日々の歯みがきに加えて、唾液腺マッサージなどで、口腔内機能を活性化させましょう。
唾液腺マッサージ
①人差し指から小指までを頬と耳たぶに当てて円を描くように。
②耳の下からあごの先まで、あごの内側を指先で押す。
③両手の親指を揃え、あごの真下からゆっくりと突き上げる。