●歯科で定期的に粘膜も診てもらおう!
口腔がんの早期発見にとって、もっとも重要で効果的な方法。
それは、信頼できるかかりつけの歯科医院をもち、定期的にチェックを受けることです。
なぜなら、ふだんの健康なお口を継続的・定点的に診てもらうことで、変化に気づき、変化の要因を推測してもらいやすいからです。
初めての歯科医院に急患でかかったとき、もしも歯ぐきが赤く腫れていたら、まず疑われるのはおそらくむし歯か歯周病でしょう。
しかし、いつも通っている歯科医院で、これまでむし歯も歯周病もなく健康だった患者さんの歯ぐきが急に腫れたとなると、「なにが起きたのだろう」と、真相に迫ったアプローチをしてもらえます。
日頃から歯科とこうした関係を築いておくことが、粘膜の変化への気づきと病理検査、早期発見へとつながります。