●痛みの改善に向けたアドバイス

「心の痛み」に着目して、舌痛症の痛みを減らすためのヒントをお教えします。

専門外来の受診と合わせて、お試しください。

①痛む場所の繰り返しの確認は避けよう痛む場所が気になって、舌に変化がないか鏡で見たり、指で触ったり、歯に舌を触れさせるのを繰り返すと、痛みの記憶が定着し、症状が悪化することがあります。

②どんなときに痛みが減るか観察しよう舌痛症の痛みは、日や時間帯によって増減します。何をしているときに痛みが増すのか、減るのかを意識してみてください。痛みを客観的にとらえて、痛みの不安から距離を置くきっかけとなります。

③お薬にくわえ生活の改善をしようお薬は舌痛症の抑制に効果的ですが、服薬をやめると痛みが元どおりになってしまうのでは困ります。

そこで、問診とカウンセリングで受けた生活指導を毎日に活かしましょう。

食事では刺激物を避け、睡眠時間を確保します。

できるところから、日常生活のストレスを減らしていきましょう。