こんな時だからこそ、お口ケアで感染症対策ウイルスのも災害にも負けない体をつくろう!

毎日のお口ケアで新しい生活様式に安心を

「口は禍の門」とは、不用意な発言が災難を招くという意味。

実は健康に関しても同じことがいえます。

お口は体の入口、健康の入口といわれるように、食事や呼吸といった生命に大切なものの入口で、ウイルスや細菌といったうれしくないものまで侵入してきます。

この時に、お口の中に歯周病などの問題があると、ウイルスによる感染症をはじめ、さまざまな病気の引き金になりうるリスクが高まることが明らかになっています。

だからこそ、「禍を転じて福となす」。新たな生活様式が始まっている時だからこそ、口腔ケアをしっかりと行い、安心できる毎日を過ごしましょう。

歯ぐきの主成分、実はお肌と同じコラーゲンです。

私たちの体を構成するタンパク質の一種で、体中のあらゆる組織に存在する「コラーゲン」。細胞同士をつなぎ合わせて組織を形づくり、その活動を維持する大切な構成要素です。当然、歯ぐきの組織でも、同じ役割を担っています。歯ぐきは、外界に接している「上皮組織」と、その内側の「結合組織」の二層構造になっています。そして結合組織の約60%が、なんとコラーゲンでできているのです。加齢により歯ぐき細胞がおとろえることはもちろん、歯ぐきに炎症が起きたり、歯周病菌で歯ぐき細胞が傷つけられたりすることでも、コラーゲンの分解が進んでしまいます。さらにハリや弾力を失う原因となるのです。美肌を保つのにスキンケアが欠かせないのと同様、歯ぐきの健康を維持するためには毎日のケアがとても大切。しっかり歯周病予防をしましょう。