歯科治療をしていると、舌や頬粘膜が急に動いて処置しにくい人、嘔吐反応が強くて印象を採りにくい人など、処置しやすい人から処置しにくい人まで、いろいろな人がいることに気付きます。

治療中に患者さんが口をゆすぐ様子を観察していると、頭を揺すってブクブクする人、口に水を入れてすぐはき出す人、とても激しくブクブクする人、水をはき出すときに舌が前に出る人など、人それぞれ違っていることにも気付きます。

普段の生活でも、食べるのがとても速い人、とても遅い人、なぜかいつも舌が前に出てきている人、舌が目立っている人など、口の動きに関して気になることが多々あります。

どうしてこんなに違うのでしょう。

口の動きは後天性に身につくものが多いため、成長する環境によって、いろいろなタイプの口になっていくのだと思われます。

いろいろな場面でしっかり口を使う人は、口でいろいろな動きができるようになり、歯科処置がしやすい、適応力の高い口となっていくのではないでしょうか。

逆にあまり口を使わない人は、口を自在に動かせず、舌や頬粘膜が変に動いて歯科治療がしにくい、特徴的な口になっていくのではないかと私は考えています。

そこでやまもと歯科クリニックでは、「お口でこんな動きできるかな?」と、MFTに記載された内容を患者さんにやってもらいます。

口がしっかり動く人の場合、理解されたらすぐにできますし、逆に口が動かない人にとっては、とても難しい動きのようです。

やまもと歯科クリニックでは、様々なお悩みに対応させていただきます。