あなたの歯みがき、力をいれすぎていませんか?

「歯の汚れが落ちるように、しっかりみがこう」と思うと、ハブラシを持つ手にもつい力が入りがち。

けれども、みがく力が強すぎると“オーバーブッラシング”となり、歯の健康を守るうえでは逆効果!

歯ぐきが縮んで後退する「歯ぐき下がり」の原因にもなるのです。歯ぐき下がりは加齢に伴って増える傾向にあり、30代から増え始め、40代では実に8割の人に見られます。

歯ぐきが下がり、歯の根元の象牙質がむき出しになると、根元むし歯(=根面う蝕)のリスクも増大してしまいます。

歯みがきの適切な力加減は150~200g程度。歯に当てたハブラシの毛先が開かないくらいの軽い力です。

毛先がきちんと歯面に当たれば、歯垢(プラーク)を効果的に落とすことにもつながります。

料理用の秤があれば、実際にハブラシを当てて動かし、力の入り具合を確認してみるのも良いでしょう。

やまもと歯科クリニックでは、予防歯科にも、真摯に取り組んでいます。